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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

人間についての考察

狩猟採集民という生き方

こちらの本はリボンクラブ改めおひさまクラブのレオさんに教えていただいて読みました! 遊びが学びに欠かせないわけ―自立した学び手を育てる 作者: ピーター・グレイ,吉田新一郎 出版社/メーカー: 築地書館 発売日: 2018/04/07 メディア: 単行本 この商品を…

「不安」という名の妖怪

自分の親が不安発作を起こす話を以前にも書きました。 milkaddict.hatenablog.com 最近また同じようなできごとを体験したので、それについて考えたことを書いてみたいとおもいます。 他人の起こす不安発作をよく観察していると、最初はぽつりぽつりと口にす…

学校に行きたくないといわれたら

上の子に、泣いて「学校に行きたくない」といわれてしまいました。 何回かそういうことをいわれたことがあるのですが、その度に内心かなり動揺します。 なぜかというと、わたしの基本的な考えとして、いまの学校のシステムというものが、わたしがこどもの頃…

職場の人間関係

仕事といえば、職場の人間関係に心を砕くのが相場です。わたしも結構気を配っているとおもいます。 まあ、日々うまくいったりいかなかったりです。失敗もつきものです。 ただ、そこで大事にしているのは子育てで培った観点です。 どんなこども(大人)にもい…

愛着障害ということば、思春期の親とのぶつかりあい

最近「愛着障害」という言葉を知りました。 親との関係によって、こどもに必要かつ適切な対応が得られなかったときに、こどもが精神の発育、特に人間関係の形成に大切な考え方や対応方法がうまく身につけられなくなる、ということだと理解しています。 これ…

生命の輝き

最近おもいがけず、向き合うことになったのは、自分の欲望です。 といっても、日常のささやかな欲望のことですが。 他人の評価というものを意識せざるを得ない状況で、「よくおもわれたい」という気持ちが自分の中に大きくあることを改めて実感しています。 …

家族のありがたさ

ひさびさに外で働くと、家でいかに自分が守られていたかに気がつきます。 家にいれば他人に利用されることもない、搾取されることもない。パワーゲームに巻き込まれることもない。 でも外でいろいろあっても、いまのわたしには帰る場所がある。それがわたし…

ゴールではなく通過点

最近仕事の話しが多くなっていますが、もう少ししたら落ち着いてくると思います。大体自分の中で消化できてきた気がしています。もう少しだけお付き合いくださいね。 仕事をしてみて、自分の能力が発揮できていると思うのは以下のような能力です。 過去の経…

苦の体験から豊かさを汲む

遊びのアトリエ の レオさんがインフルエンザにかかった体験をかいていらっしゃいました。 asobiribon.blog121.fc2.com 思わぬ時にやってくる病気、予定も狂うし、頭ではあれもやりたいこれもやりたいとおもっても体はついていかない。実際の身体のしんどさ…

無上の喜びを追求して生きるということ その4

無上の喜びを追い求める生き方、そのヒントはどこにあるのでしょう? モイヤーズ 永遠の生命の泉、すぐそこにある至福の泉からどうやって汲めばいいか。なにかアドバイスを。 キャンベル 私たちはいつもいろいろの経験をしていますが、そのうちふっとそれを…

無上の喜びを追求して生きるということ その3

ジョーゼフ・キャンベルの「神話の力」より。 幸運や不運に振り回されず、どんな状況でも静かな喜びをもって生きるとはいったいどういうことなのでしょう? キャンベル自身が大恐慌の中職も金もないのに幸せに過ごした体験を引用します。 キャンベル わたし…

無上の喜びを追求して生きるということ その2

無上の喜びを追い求めなさいとジョーゼフ・キャンベルという人がいっている、という話の続きでした。 milkaddict.hatenablog.com また、一生のうち一度もやりたいことをしたことがない、と話す父親のエピソードが出てきました。楽しむということ、喜びを追い…

外見と中身

いま仕事の研修のため、毎日スーツを着ているのですが、ご近所の方や、幼稚園で会う顔見知りのママたちからすると、いままでとはすごく印象が違うみたいです。 ジーンズにスニーカーの時に比べて若干「お高め」に格付けされているようなのが、鼻が高いような…

無上の喜びを追求して生きるということ その1

引き続きジョーゼフ・キャンベルの「神話の力」より いつも見えない手に助けられているものだから、とうとうひとつの迷信を抱いてしまいましたよ。それは、もし自分の至福を追求するならば、以前からそこにあって私を待っていた一種の軌道に乗ることができる…

木の上の二羽の鳥

ジョーゼフ・キャンベルという神話の研究者の方をみなさんご存知ですか? スターウォーズは、この人の講義にインスパイアされたジョージ・ルーカスが、神話的構造を取り入れたことで、広い層に受け入れられたといわれています。 「神話の力」という本は対談…

年収は自分の値札??

働き始めるにあたって、楽しみだなという気持ちや、できるかなという不安、ちゃんとしなければという気持ちなどいろいろ交錯しております。 その中で、収入と自己評価についていろいろおもったことを書いてみます。 思えば、若かりし頃、おじさまや同年代の…

忖度する人、させる人

忖度弁当やら忖度まんじゅうやらが売り出されているというニュースを見て、まあそういうことにユーモアを持って突き放して見る視点も大事かな、と思いつつ、日本社会に蔓延する「忖度」というものについてよく考えて見ることも大切なんじゃないかとおもって…

夢中になれる仕事をするということ

ふと目にした「はいからさんが通る」や「あさきゆめみし」といった作品で有名な漫画家、大和和紀さんのインタビュー記事がとてもよかったです。 woman.type.jp なんと大和和紀さんは、漫画を描き続けて50年を超えるのだそうです。なかなかできることではあり…

前に進む

ひさびさにピアノに向かって練習曲を弾いていました。 わたしの場合、なにがなんだかわからない新しい曲にチャレンジする時が一番脳が働いて楽しい感じがします。 何回も練習していると、弾くのは簡単になってくるのですが、惰性で「前に弾いたことがある」…

どんな気持ちでお金をやりとりするか

最近仕事をしようかと考えて、いくつか面接を受けたのですが、いろいろな人、いろいろな職場があって考えさせられました。 仕事をする、お給料をもらう、というのはお金の流れのひとつだとおもいます。逆にサービスやものを購入する時に支払いをする、という…

風通しの悪さーコミュニケーションがよくとれていないと起こる問題

先日、こどもの病気で医者にかかった際、投薬ミスがあったことがわかりました。 確認したところ、実際に処方されて服用した薬でも、対象年齢も分量も問題がなく、効能も変わらないとのことで大事には至りませんでしたが、びっくりしました。 医師が指示した…

うそをつかないと、損なの?

毎日やることがたくさんある日常を生きる現代人のわたしたち。 その中で、ちょっとズルしてみたり、うそついてみたり、ありますよね。おおきいことじゃなくて小さなことで。 もちろんわたしも経験あります。 でも、「うそをつかないで正直に行動するなんて損…

苦手なことにとびこんでみる

先日、昼間の空き時間にバイトでもしてみようかとおもい、お弁当作りの仕事の面接を受けました。 面接を受けるなんてひさしぶりでものすごい緊張しました。 そのめちゃくちゃ緊張した面接の席で、「できたお弁当を運ぶことがあるのですが、車の運転はできま…

こどもに有害な接し方

誰しも多少の不安は感じて生きているわけですが、家族に機能不全をもたらすほどの、有害な不安発作がどのようにして起こるか、ということは自分の中で考え続けているテーマのひとつです。 最近田房永子さんという人のマンガを読んだのですが、「まき散らさな…

思いがけない災難にあったら

災難に襲われた時、まず自分の中は恐れ、不安、パニックといった感情でいっぱいになります。 自分は機能不全家族で育ったのですが、親は定期的に不安発作に襲われていて、その様子をつぶさに観察する機会がありました。 それは不安発作としか呼びようがない…

人と人を比べるということ

最近、自分の中でテーマとして出てきていることに「人と人を比べて順列をつけて、優越感を得るってどういうことなんだろう?」というのがあります。 そういうことを考えさせられる出来事が続いています。 まだ、自分の中でそれがどういうことなのかよくまと…

こどもをほめられない、愛情表現ができない

こどもはかわいいのにうまくその気持ちを表現できない、ほめることができない、ほめかたがわからない、自分自身親にほめてもらったことがない、という話を聞くことがあります。 もしそうだとしたらその人にとって子育てをするのがとても辛い状況ではないかと…

「才能」ということばが持つイメージ(追記あり)

レンズーリは、元々は才能教育が専門の方なので、才能ということばがよくでてきます。ひとつ前の記事で紹介した本もそうです。ただ、わたしは「才能」ということばを聞くと複雑な思いがわいてきます。なぜかというと、いま世間でこれが才能、と思われている…

世界にたった1人のこどもの個性や特徴に向き合う子育て

milkaddict.hatenablog.com きょうはこちらの記事の続きです。 年末年始に「スカイのブログ」をじっくり読ませていただきました。そこから伝わってくるものはひとことであらわせません。 ただいえるのは、過酷な人生の試練を課された時、もちろん本人は生き…

きょうの発見

きょうもピアノを弾いていました。 自分の内側と向き合いながら、どうしたら自由に、いまこの瞬間の響きを全部楽しみながら弾けるか考えていました。 「間違えたり、へんな和音が鳴るとびくっと萎縮してしまう自分。」 「誰もいなくても、他人の視線を意識し…