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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

子育て

「子どもが巣立つということ―この時代の難しさのなかで」

図書館でなにげなく手にとった本。 巣立ちってどの親にとっても大きなテーマですよね。 こどもが巣立つってどういうことなんだろう?どんな巣立ちのかたちがこどもにとって、親にとっていいのだろう? いままでなんとなく巣立ちというのはこどもが1人で自活…

なぜ 勉強するの?

上の子は最近宿題ができません。3年になって気が緩んでいるのかもしれません。1年になったばかりの下の子がはりきって音読しているのを見て「あーあ。1年のときは宿題ちゃんとできていたのに最近できないんだよな」というので、少し宿題や勉強についてお…

学校に行きたくないといわれたら

上の子に、泣いて「学校に行きたくない」といわれてしまいました。 何回かそういうことをいわれたことがあるのですが、その度に内心かなり動揺します。 なぜかというと、わたしの基本的な考えとして、いまの学校のシステムというものが、わたしがこどもの頃…

はじめての家出

上の子がはじめて「家出」しました。 といってもまだ8歳、かわいいプチ家出で危ないことにはならずよかったです。 このところ、どうでもいいうそをついたり、ぐずぐずすることが多かったのですが、敏感な子なので、クラス替え、担任替えがある4月は毎年こ…

子どもの非認知能力を育てるには「ていねいな関わり」が大切

enfant.living.jp 時々ご紹介している増田修治さんの新しい記事を発見しました。増田修治さんは小学校教師を28年した後いまは大学で教えてらっしゃるそうですが、こどもにどう寄り添うか、実践の経験を踏まえてよくわかっている方だと思います。 今回の記事…

愛着障害ということば、思春期の親とのぶつかりあい

最近「愛着障害」という言葉を知りました。 親との関係によって、こどもに必要かつ適切な対応が得られなかったときに、こどもが精神の発育、特に人間関係の形成に大切な考え方や対応方法がうまく身につけられなくなる、ということだと理解しています。 これ…

春の嵐

きょうの関東地方は強い風が吹き荒れました。 なんだか我が家もこのところ、嵐が吹き荒れるようにいろいろなことがありました。時々こういうことがありますね。 いろいろなことが起こって、自分にわけのわからない感情が吹き荒れたり、自分の中をよーく見る…

いい幼稚園ってどんな幼稚園?

下の子が無事に幼稚園を卒業しました。 いまはここの幼稚園に通わせてよかった、という思いです。 この幼稚園は、声高に〇〇式とかうたうところではなくて、一見ごく普通の幼稚園、という感じです。一学年2クラスで中規模、親の係は少なめで、その代わり保…

体操着ない事件

今朝通勤の電車を降りると携帯に電話がかかってきて、なんだ?と思いながら出てみると、学校に行く時間のはずの上の子からでした。 泣きそうな声で「ママ~体操着がない~」といってます。 「落ち着いて!きょうは体育あるの?」と聞くときょうはないとのこ…

こどもたちの様子

わたしが仕事を始めて約一ヶ月。先週はインフルで家にいたり、連休もあったりで、こどもたちは存分に母親に甘えることができて満足そうでした。 いまのところ、学童保育や幼稚園の預かりが嫌だと泣かれることもなく、ママ仕事にいかないでといわれることもな…

ちょっとしたことで泣いてしまうー敏感な子の日常  その2

milkaddict.hatenablog.com この記事に書いた出来事の後日談です。 上の子はこの日の翌日が学校の始業式でした。始業式が終わると楽しそうに友達とおしゃべりしながら帰ってきて、早速友達と遊ぶ約束をしてきました。 夜は、明日の学校が楽しみ!と話してい…

ちょっとしたことで泣いてしまうー敏感な子の日常

この日は上の子が新しい筆箱が欲しいというので、お買い物にいきました。 でも行ったお店で欲しい色は売り切れ。 家の近くの小さな文房具屋さんにあるかな?とまわってみることに。 しかし、そのお店はお休みでした。 すると上の子は泣き崩れてその場から動…

アーノルド・ローベル「ふたりはいっしょ」

ふたりはいっしょ (ミセスこどもの本) 作者: アーノルド・ローベル,三木卓 出版社/メーカー: 文化出版局 発売日: 1972/11/10 メディア: ハードカバー 購入: 7人 クリック: 25回 この商品を含むブログ (51件) を見る この本は名作すぎるほどの名作で、しかも…

ねこちゃん事件ー敏感な子の事件簿その1

この間、ふとしたきっかけで、上の子がこの「ねこちゃん事件」のことを思い出して、懐かしいねと話していたのでそんなこともあったなと思いました。その時は大騒ぎだったけど、いまは懐かしいと振り返ることができるくらいになったのですね。 うちの子たちは…

幼稚園最後の発表会

下の子の幼稚園最後の発表会がありました。劇や歌を発表する会です。 本番を前に家族でどきどき...。 下の子は、繊細さと大胆さを併せ持つ性格ですが、人の視線にものすごく敏感、つまり人前でものすごく緊張するのです。写真を撮られるのも嫌がります。 歌…

サッカーで初ゴール

最近サッカーがんばっている上の子ですが、先日とうとう練習試合で初ゴール!を決めました! パパと一緒に作戦考えたり、サッカーの上手な子にコツを聞いたりしていたようです。もちろん練習を見ていると、常に積極的に攻めて、走り続けてチャンスを狙う姿が…

うそをつかないと、損なの?

毎日やることがたくさんある日常を生きる現代人のわたしたち。 その中で、ちょっとズルしてみたり、うそついてみたり、ありますよね。おおきいことじゃなくて小さなことで。 もちろんわたしも経験あります。 でも、「うそをつかないで正直に行動するなんて損…

巻き寿司作りに挑戦!

時々「夕飯のお料理をひとりで作りたい!」といいだす上の子ですが、きょうはお料理の本を見て、巻き寿司とれんこんの素揚げが作りたいといいました。 お野菜が足りないのでわたしが一品追加することにして、計画、買い物とお料理をお願いすることにしました…

こどもの中の七色の未来を尊重する社会へ

dot.asahi.com こどものいじめや学級崩壊のメカニズムについても、的確な分析をされている、増田修治さんが座間の事件の加害者、被害者双方の背景にある「孤独感」についてコメント出しているのを見つけました。 孤独の正体は「自分は意味のない存在だ」とい…

サッカーの試合

こどものサッカーの大会に参加してきました。 上の子は最近、サッカーがすごく楽しいらしく、練習の時も懸命に走ってボールを追う姿があります。 それでもなかなか得点に絡んだり、シュートを打つまではいかないのですが、うまくいかなくてもそのモチベーシ…

こどもに有害な接し方

誰しも多少の不安は感じて生きているわけですが、家族に機能不全をもたらすほどの、有害な不安発作がどのようにして起こるか、ということは自分の中で考え続けているテーマのひとつです。 最近田房永子さんという人のマンガを読んだのですが、「まき散らさな…

一方通行のコミュニケーションと双方向のコミュニケーション

前の記事で紹介した内田伸子さんの提唱する共有型しつけについて簡単にまとめてあるサイトをみつけました。 www.sukusuku.com 共有型しつけとは 子どもと楽しい時間を過ごしたり、子どもが喜びそうなことを考えて、一緒に体験しながら学んでいくしつけ。親が…

自発的にその子の喜びを追及させてあげることが学力を伸ばすーー共有型しつけのこと

最近、内田伸子さんという研究者の本を読んでいます。 こちらの記事を読むとエッセンスがわかります。 発達心理学の研究を長年行ってきた立場から発信されています。 例えば 想像力は「生きる力」である 楽しいと感じた時に記憶力が高まる 叱られながらやっ…

おうちディスコ

最近雨が続き、サッカーの練習もできず、運動不足のわが家。先日夫がdanceの時間を作ってくれました。 といってもベッドのある部屋で大きい音で音楽かけるだけなんですけどね...。 ただとびはねるやら、まわるやら、2人で合わせるやら...こどもたちはいろん…

人と人を比べるということ

最近、自分の中でテーマとして出てきていることに「人と人を比べて順列をつけて、優越感を得るってどういうことなんだろう?」というのがあります。 そういうことを考えさせられる出来事が続いています。 まだ、自分の中でそれがどういうことなのかよくまと…

竜の炎

先日たまたまゲド戦記の「帰還」について書かれている文章を読みました。「帰還」は3部作とされていたゲド戦記の4冊目として書かれたもので、出版された当時読んではっとしたものですが最近読んでなかったなと思い出しました。(ゲド戦記自体はその後外伝…

こどもはどんな大人を必要としているか?

虹色教室のブログで素敵な記事を発見しました。(過去記事の再アップなのだそうです) blog.goo.ne.jp 記事の中で紹介されている文章がとても心に響きました。 一瞬一瞬の観察で、教育者たちは子どもたちの成長や発達にともなう才能の変化に、どんなとらえに…

お小遣いチャレンジ、始まる

わたしがお小遣いについての本を借りてきていたのをしっかりと見ていた上の子。 お小遣いが欲しいと提案してきました。わたしの借りた本のマンガの部分を読んだらしく、こういうやり方をすればもらえるらしいとおもったみたいです。 いろいろ話し合って、こ…

友達とぶつかって悲しい思いをするということ

年中さん、年長さん(4〜6歳)のこどもたちが遊んでいるところを見ていて、上の子がそのくらいだった時のことを思い出しました。 お友達との遊び方がまた一段とレベルアップしてくる頃です。 上の子はその頃好きなお友達ができて、その子のグループに入っ…

「どうせ無理」とつぶし合う世界から「だったらこうしてみたら?」と夢を叶えあう世界へ

植松努さんという人の文章に出会い、感動しています。少し前に話題になっていたそうなので、ご存知の方も多いのかもしれません。 植松さんは小さい頃から宇宙に興味がありましたが、学校の成績も悪く教師に「どうせ無理」といわれほとんど夢を諦めかけていた…