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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

下手でも手作りしてみる

わたしはいろいろ考えるのは得意ですが、手先が著しく不器用で、字も汚くて、家事もどちらかというと苦手(いちおう最低限こなせる程度)です。

なので小さい頃から手芸は苦手分野です。自分の持っているできあがりイメージに(美意識だけ妙に高い)到底およばない仕上がりに、モチベーションが上がらないのです。

幼稚園などの入園準備物は苦労しながら、あちこちに相談しながらなんとか作りましたがそれ以上はしたことないし、編み物とかも初心者レベルです。

なのに、最近下手の横好き的にこどもに小物など作るようになりました。

 

それはなぜかというと…

こどもに作る楽しみを知ってほしいなあ、という気持ちからです。ここ数年下手でも簡単でもいいから、とこどもと工作していた、というのが下準備になっていたかもしれません。

工作やもの作りに親しむことによって、こどもたちがおもちゃの取り合いなどのトラブルになった時に創造的に解決できるようになる、という話も読んだことがあります。

とにかく物は買ってくるもの、じゃなくて工夫すれば作れるんだよ、ということを身につけてほしくて。大きくなったらそうはいかないでしょうが、いまはママの下手な手作りでも喜んでくれるし、そういう時期になったら自分で工夫しようとおもってくれてもいいのだし。

お手本が下手な方が、これなら自分の方が上手にできる、とおもってもらえるし、作る時のハードルも低くなる、という下手なりのメリットもあるのではと。

 

 

わたしの子育てでひとつ大きくあるのはクリエイティブな家にしたい、ということです。

わくわくする気持ち、新しいことに対しての好奇心、気になるものがあったら作ってみよう、やってみよう、という気持ちがわき、実際に親子でチャレンジしてみる。失敗しても気にしない。親も失敗することを恐れずにいろんなことに楽しくチャレンジする様子をこどもに見せる、というような。

ただそれが楽しい、というだけではなく、「もっと知りたい!」という気持ちで知の世界や学問の世界に向かっていくための根っこを育てることにもなると思います。

それによって自然に「結果や評価ではなくプロセス重視」、ということにもなるだろうし。もっといえば、「いまを生きる」という生き方のことにもつながりますね。