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読書をしながら、子育てしながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

「デイビッドがっこうへいく」

こどもの本
デイビッドがっこうへいく (児童図書館・絵本の部屋)

デイビッドがっこうへいく (児童図書館・絵本の部屋)

 

 

小学校低学年の教室で読み聞かせしてあげるなら、こんな本を選びたいです。

 

デイビッドは学校で次から次へと悪いことをしてしまう男の子。表紙でなんとなくわかりますね。みんなを困らせようと思ってるわけじゃないのに、口いっぱいガム噛んだり、イタズラしたり、ケンカしたりしてその度に先生に怒られてしまうデイビッド。画面いっぱいにデイビッドのやらかすだめなことがダイナミックに描かれています。

 

時間通りに行動するとか、いろいろな規則を守って生活するとか、なにかと疲れる生活を送る小学生たちには、自分たちの代わりにめちゃくちゃするデイビッドを見ることでなにかすっきりするんじゃないかなとおもいます。読んであげると、「わー!こんな悪いことしてるよ!」とこどもが盛り上がります。

 

デイビッドもついやらかしてしまう、エネルギーが多すぎる子、という感じで憎めないキャラなのもポイントです。

 

先生に罰としてお掃除を命じられたデイビッドが、仕事をきちんと仕上げて、先生によくできました、とほめてもらえるラストもほっとします。

 

実はこのシリーズは著者のデイビッド・シャノンさんの小さいころのエピソードをそのまま絵本にしたのだそうで、他に「だめよデイビッド」「デイビッドがやっちゃった!」もあります。小さい頃やんちゃの限りを尽くしだデイビッドさん、きっとお母さんや先生や周りの人たちは困ったなあと思いながら、だめなことはだめと注意しながらも、あたたかく見守ってこのダイナミックな個性を長所として伸ばしてあげたんでしょうね。そしてイラストなどの仕事を経ていまは絵本作家として大成したんだ、と思いを馳せるとなんだか涙が出そうになります。

 

いえにやんちゃくんがいるお母さんにもおすすめしたいです。親子で読むと気持ちがほっと癒されるかもしれません。

 

 

小学生の女の子には同じ著者のこちらの絵本も受けるかもしれません。

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