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読書をしながら、子育てしながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

宿題に時間がかかりすぎる問題

子育て こどもの勉強

上の子はまだ小学一年生なので、いままであまり学校の成績で悩んだりはしていないのですが。

日本だけなのかどうか知りませんが、学校の先生がすごくかたちにこだわっている傾向ありませんか。

例えば字をきれいに書くとか、整理整頓をきちんとするとか。

いまは低学年なのでひらがなをきれいに書きましょうとか、計算を速くできるように練習しましょうとか。そこはかとなくやんわりと先生に指摘されています。

もちろん正論だとおもいます。字はきれいな方がいい。計算も速くできれば後々複雑な問題に取り組むときも便利です。

ただ、いろいろなタイプのこどもがいて、全方位なんでもよくできるなんてことはなく、得意があったり不得意があったりするわけです。

うちの子は算数パズルみたいなのは大好きで自分からやったりするのですが、書き取りとか簡単な足し算引き算とかはとにかく苦手で、するのが苦痛なタイプです。読書も大好きですが、字をきれいに書くことにあまり興味がありません。

たぶん他の子は20分もあればささっとやってしまうような宿題に、うちの子は苦闘しているわけです。

先日は漢字の書き取り2ページとカタカナプリント、計算プリントに1時間以上かかってしまいました。

わたしも辛そうなのがわかるのであまり細かいことはいわず、ちゃんと仕上げて次の日出せればいいだろう、という気持ちで見ています。

でも字が汚いところを赤入れされたり、計算の答えは合ってるけど指定した手順で計算を解いてない(さくらんぼして10のかたまりを作る)からそれを書きなさいといわれたりして、また単純作業が増えてしまいます。

先日は特にぐずぐずしていたのでわたしにも怒られ、とうとう嫌すぎて泣き出してしまいました。その後どうやったらいいだろうと2人で話し合いました。
サピックスのきらめき算数脳なら絵もカラフルでパズル形式だし楽しく考えられる問題集で、前はよくやっていたので、こういうのはどう?と出してあげたら笑顔で楽しく解きました。

こんどからきらめき算数脳をやってから宿題をしたらいいかな?という話になったので、試してみるつもりです。

東大脳さんすうドリル、という遊び感覚でできそうな問題集も買ってみたので、やらせてみようかとおもっています。

わたしは学校でいわれたことが気になりはするものの、高学年からは思考力が大事になってくるのだからそっち優先でやればいいと思っています。計算も必要なんだ、と本人が思えばきっと自分からやるだろうともおもいます。なんでも自分発でやるようにしているし、納得しないとやる気にならないだけだと推測しています。

ただ、宿題やらないわけにはいかないのでうまく切り抜ける方法、楽しく取り組める工夫はするつもりですが。

でも例えば…とここで妄想してみます。

親がここで先生のいうことをいちいち間に受けて、計算を速くするようにこどもにうるさくいったらどうなるか。計算を速くするためにと××式でプリントたくさんやらせたらどうなるか。書き取りをきれいにするよう特訓したら? たぶんうちのようなタイプの子は勉強や学校に対して拒否反応を示して、心を閉ざすようになるでしょう。せっかく頭を使う問題に対して意欲的に取り組む姿勢を見せていて、そのまま伸ばしてあげたら思考力が育つ可能性があるのに、その芽はつぶされてしまうでしょう。

そう考えると学校の先生に対しては、書き取りのきれいさや計算の速さや正確さを注意するにしても、高学年になったら考える力が必要とされる、という展望も提示して、たとえば「こういう子は本質を捉えようとする代わりに見た目はあまり気にしない傾向があるので高学年で伸びるかもしれないですよ。そういう良さはつぶさないようにしたほうがいいですよ」とかいってくれるといいかなあ、とおもいます。

また、親もいろいろ勉強して小学校高学年、中学校、高校、大学と進んでいったらどんな力が必要になるのか、子が自立するまでの20年前後の全体を見通している必要があるなあ、とおもいます。その中で一番大事なことはなんなのか。目の前のことだけしか見えていないと判断を誤る可能性があります。勉強もそれ以外のことも。

塾や習い事の教室に丸投げすれば勉強やスポーツなどのできるよい子になって帰ってくる、という意識では、自分で段取りして勉強の仕方、上手になる練習を工夫する、という力は身につかない可能性があります。そういうところの先生、学校の先生は親と違って通っている数年間分の視点しか持っていないかもしれません。営利目的のところは、運営側の意識もいろいろです。

自ら困っていることを分析し、必要な手順、いまできることを洗い出し、実行していく、という力は勉強以外の場で生きていく上でも大切な力ですから、進学しない決断をした時にもそういう生きる力は必要ですよね。

近頃有名大学の学生の不祥事が話題になることが続きましたが、そういう学生たちは、勉強のテクニックに長けてはいるけれど、生きる力を身につけるチャンスがなかったのかもしれません。

あと、一見欠点に見えるところにその子独自の強みが隠れているかもしれない、ということを親がしっかり押さえていることはとても大事だと思います。

まわりの目を気にするあまり、こどものせっかくの強みをつぶさないようにしたいですね。

こどもの強みをのばしてあげるというのも親がこどもにできる数少ないことのひとつだとおもいます。