悩むことも悪くない
上の子はいろいろ気になるタイプで、最近は夜寝る前にひとしきり心にひっかかってることを話すのが日課です。
学校でこんなことがあった、ともだちにこんなこといわれていやだった、などなど。
大体において吐き出せばすっきりするらしく、翌朝は元気に出て行くし、ケンカしていたはずの友達と仲良くなっていたりすることもしばしばです。
昨日もいろいろ話しを聞いていて「こういうときどうしたらいいとおもう?」と聞かれたのですが、わたしもあまりいい考えが浮かびません。
ただ、それぞれの子の気持ちをおもいやってみんながいい気分になる解決策はないか?と心を砕いているわが子を見ていたので、こんなふうに話してみました。
どうしたらいいかはママにはわからないけど、◯◯がそうやっていろいろどうしたらいいかなって考えるのはとってもいいことだとおもうよ。
国語とか算数とかのお勉強をするのも、将来やりたい仕事をするために大事。でも本当にその仕事について働きはじめたら、そういうお勉強よりもっと必要になることがある。
それはいろいろな人がいるところで、みんなが力を合わせて楽しくお仕事を進めていくためにはどうしたらいいか知恵を絞ること。
◯◯がいま、困ったなあどうしたらいいだろうって考えることは、きっと大人になってから役にたつからね。
いいたいことがうまく伝わったかはわからないけど、そうやって考えることはいいこと、役にたつこと、と前向きに捉えることは伝わったようで、うん、と弾んだ声で返事がかえってきました。