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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

こども同士のちょっとしたトラブル

こども同士のトラブルの話を小耳にはさみ、いろいろ考えていました。

こういうのって、ささいなことでもいったん「この子にはだいじょうぶ」と思われてしまうとターゲットにされて、意地悪しているという自覚もなくストレス解消のためのサンドバッグのように扱われるケースがあると思っていて、特に敏感なタイプの子の親は気をつけて自衛する必要があるなとおもっています。

 

うちの上の子も幼稚園年長から小学校1年生の間こまごまといろいろあり、本人からちょくちょく話を聞いています。幸いいまのところ重大事態に至ってはないのですが、トラブルが小さいうちの対応が大切かなと感じています。

 

ちょっとしたトラブルとは例えば意地悪なことをいう、いやだといってもきかない、軽い仲間はずれにしてくる、遊びにいれてあげない、自分が悪くてもあやまらないなどなど。

うちの子はいやだと意思表示をすることはできているのですが、相手もしたたかで、のらりくらりといいわけをしたり、先生には事実と違うことをいったり。

ただ、まだ幼稚園児から低学年という年齢のこどもたちなので、悪い事をしているという自覚がなかったり、周りの状況がよく見えてなかったり、個人的に傷ついているだけだったり、いろいろなケースがあるみたいで、すこしすると仲直りしたり、仲良くなっていたりすることもあります。

 

なので、親が早合点して大騒ぎするのもどうかと思ったりして難しいです。

 

わたしが気をつけていることは

  • 日頃から自己肯定感をあげておくよう手をつくす
  • 毎日悩みを聞いてあげたり、家族で楽しいことをしたりして翌日はすっきり笑顔でいられるようにしてあげる
  • 相手の親とコミュニケーションをとり、良好な関係を築いておく
  • できれば相手の子とも顔を合わせ、どんなタイプなのか、どうしてそういう行動に出るのかリサーチする。そのためにはできるだけ心をフラットに調整してお話してみる
  • できるだけ、本人が嫌なことは嫌だといえるようサポートする。苦手な場合はスモールステップですこしずつ練習したり経験を積み重ねる
  • 最終的にどうしたいかは、よっぽどのことでない限り本人に任せてみる

ひとことでいえば、はっきりとNOをいえることが大事で、それができれば相手はあきらめて他へ行くんじゃないかとおもいます。下の子はそれができるタイプでいまのところそういうトラブルが皆無なのでそう思います。また、高学年の子のお母さんと話したりしても「低学年の時はいろいろあったけど、だんだん強くなって主張できるようになったら心配なくなった」と聞いたりします。元々の性格としてそういうのが苦手な場合も徐々に練習して経験を積みながら身につけていけばいいとおもいます。

上の子の場合は、普段から自己肯定感をあげることに注力し、できるだけ得意なことをアピールできる状況を作り、なにがあっても翌日は笑顔で行くことで、他のともだちと仲良くしたり、意地悪をいってくる子に「この子にはかなわない」とあきらめさせるという作戦をとってます。

 

あとは他の記事に書きましたが、心にひっかかることを家族に吐き出せるよう環境を整えてあげることは大事です。うちの場合はことばにして聞いてもらえればすっきりすることがほとんどのようです。

 

相手の親と普段から世間話できるくらいの良好な関係を保ち、いざという時にはなにかいえる状況にしておくと気持ちも楽です。相手の子のことが理解できれば「仕方ないな」とおもえることもあるし、有効な対応策もでてきやすいです。人間関係に誤解はつきものだし、自分のこどもの話だけで決め付けるようなことはしたくありません。

 

わたしは普段人付き合いは苦手であまりまめではないのですが、この1年はできるだけ保護者の集まりに顔を出しました。ただ笑顔で挨拶するだけでも回数が重なれば話しやすくなります。「あの子にこんなこといわれた」とこどもから話を聞かされた時、相手の親の顔が浮かんで「なにかあったら直接いえばいい」と思えるだけでだいぶ気持ちは楽になります。そこまでいかなくても、情報交換するだけでだいぶ状況が見えてくる事もあります。

 

小学校になると先生とのやりとりも少ないので、数少ない面談などの機会は特に用事がなくてもかならずいってなんでもいいからお話して、自分のこどもについて話してわかってもらえるようにしています。

スクールカウンセラーもうまく利用するといいとおもいます。

 

他になにかうちはこうしている、こうしたらうまくいった、こんな話を見聞きしたなど、身近な例があればぜひ教えてください。