幼稚園最後の発表会
下の子の幼稚園最後の発表会がありました。劇や歌を発表する会です。
本番を前に家族でどきどき...。
下の子は、繊細さと大胆さを併せ持つ性格ですが、人の視線にものすごく敏感、つまり人前でものすごく緊張するのです。写真を撮られるのも嫌がります。
歌や踊りは大好きで、家ではミュージカル調でうたいおどりながらごっこ遊びをして、楽しくなるとわたしにタックルしてくるパワフルな子なのですが。
年少の発表会のときは、舞台の上で人の視線に圧倒されて辛そうに下を向き、劇でも棒立ちになっていました。
年中のときは、なんとか劇でせりふをいったり、動いたりはできたのですが、やはり笑顔がなく下を向いたり横を向いたり、本人もやりたいけどできない...と葛藤しているようでした。
今年はわたしも多くを望まず、楽しそうにやってくれたらうれしいけど、本人ががんばっているからなんでもいいや、という気持ちでした。
そうしたら!
なんと、笑顔で歌ったり踊ったりしているではありませんか!
もうこうなったら完成度とかはどうでもいいです。本人が楽しく笑顔でやってくれれば!
とても感動したのですが、本人の笑顔を見ながら、わたしも笑顔になっていたみたいで。
後でこどもから「終わった後に他のおともだちとお話ししたら、みんなのママは泣いていたよっていってたから、うちのママはずっとにこにこしてた!って教えてあげたの」といわれました。
間違えたところもありましたが、てへ!と笑顔でやり直していたので、まあショックで固まってしまうことに比べれば上出来かなと。
年少で、舞台の上で泣きそうな顔で棒立ちになっているところを見た時は、本当にどうしようかとおもいましたが、ちゃんと年々少しずつできるようになるのですね。
よかったです。