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読書をしながら、子育てしながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

どんな気持ちでお金をやりとりするか

最近仕事をしようかと考えて、いくつか面接を受けたのですが、いろいろな人、いろいろな職場があって考えさせられました。

 

仕事をする、お給料をもらう、というのはお金の流れのひとつだとおもいます。逆にサービスやものを購入する時に支払いをする、というのもお金の流れです。他にも投資するとか貯金するとかバリエーションがありますが、基本的にはお仕事をしてその対価としてお金をもらう、というのと生活のために必要なこと、ものに購入というかたちで対価を払う、の2つがメインだとおもいます。

 

それで、そのお金のやりとりというものに関して、やり方というのでしょうか、どんな気持ちでやりとりするかによって全然気分が違うな、とおもいました。

 

強制型しつけと共有型しつけの記事も紹介しましたが、それにも通じるものがあると感じました。


例えば、搾り取れるだけ搾り取ろう、というお金の引き出し方ってありますよね。弱い立場の相手につけこむ暴力的といってもいいやり方です。例えば消費者金融。例えばブラック企業。銀行のひどい話も聞く事があります。ネットワーク販売とか、オレオレ詐欺とかもそうでしょうか。

 

そこまでいかなくても、企業で結果重視、売り上げの数字重視で仕事をすすめる、ということもあるとおもいます。「儲かればいいんだろう」というような。わたしが以前働いていた時に、売り上げを上げろ、数字を出せ、というプレッシャーがかけられ、かといってそのためのサポートはなく達成の仕方を一緒に考えてくれるわけでもない、といってこちらが試行錯誤することにつきあってくれるわけでもないという状況で非常にしんどい思いをした経験があります。


先日面接を受けた職場は、まさにその時の空気を彷彿とさせるところでした。採用のための面接なのですが、こちらがどんな人間かということには一切興味を示さずに、どれだけ目の前の人材を利用できるかを知りたがっていました。

態度や言葉使いは非常に礼儀正しいのですが、そこで提供しているサービスについてどう思うか、微に入り細に入り質問攻め。挙げ句の果てには「じゃあどうしたらいいとおもいますか?」と聞いてきます。

そのくせ、お金はかけたくないらしく、給与については最後まで口を濁したまま。

だったらこちらに任せてくれるのかと思い責任範囲を聞いてみると、それもはっきりしない。結局は先方の言う通りに動いて欲しいようで、あまり自由に決定はできないようでした。

きわめつけは最後に「採用面接の一環として、企画を出してもらえませんか?」と聞かれたことです。丁寧にお断りしましたが。

結局その仕事についてわたしが理解したことは「この会社の人はこのサービスをどうしたらいいのか見当もつかない。でも問題も出したくない。できるだけ少ないコストで、自分たちのいいように使える人材を探しているが、その一方でその人が問題を解決できるいいアイディアをだしてくれないかと都合よく期待している」ということです。

そうした雰囲気の職場で、心から貢献しよう、役に立とうという気持ちになるのは難しいです。

 

目標に向かって一緒に頑張りましょう、至らないところもあるかもしれないけど、お互い助け合いましょうという姿勢の人たちと仕事をしたいです。

また、いつでも取り替え可能な機械部品のような扱いではなく、あなたのこういう強みを生かして仕事をしてほしい、あなたでなくてはならない、と自分の個性を尊重してもらえたら、とてもうれしくおもって、がんばろうという気持ちになります。

その評価を給与や待遇で示してもらえたらもっといいです。

 

本来人の役に立てるということは喜びのはず。そうした気持ちでお仕事をし、対価としてお給料をもらう、そういうかたちで働く人が増えていくといいですね。

 

できる範囲でいい選択をしていきたいです。

 

「搾り取っていいですか?」とジャブを入れられた段階で、すぐに「そんなの無理です」と断ることも大事だと思います。搾取というのは、される側がそれを許さなければ成立しないはずです。

 

自分がお金を払う時も、例えば応援する気持ちでお金を出す、いくら安くても働く人を搾取するような会社にはあまり出さないようにする、などいろいろやり方を工夫していきたいです。

 

 社会起業ということばもありますが、社会のためになることをビジネスとしてやっていくチャレンジをしている人たちもいます。お金の出し方をよく考えることでそういう人たちを応援することもできますね。

 

きもちのよいおかねのやりとりについて考えさせられました。