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読書をしながら、子育てしながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

「キリクと魔女」

フランスのミシェル・オスロ監督をご存知ですか?

アニメ映画を作る人でその作風はいわゆる「子供向け」というものとは一線を画しています。

 

画面の美意識の高さ、音楽の質の高さ、ストーリー、どれも子供向けだからこの程度だろう、というようなところがなく、大人が唸ってしまうような上質の作品です。

 

もちろんこどもも楽しめるのでわたしは大好きで、ほぼ全作品をDVDで持っていて時々こどもと一緒に楽しんでいます。

 

オスロ監督のデビュー作で代表作といってもいいのがこの「キリクと魔女」です。

キリクと魔女 [DVD]

キリクと魔女 [DVD]

 

 

アフリカを舞台になんでも「なぜ?なぜ?」と聞くキリクというとても小さい男の子が魔女と対峙する、というのが基本のストーリーですが、そのメッセージはとても深いです。

 

小さいキリクの武器は開かれた心、知恵、恐れを知らない心で、お話は全体を通してユーモアのあふれるゆったりとした空気で満ちています。

 

結末も単なる勧善懲悪とは違う、ひねりの効いたものになっています。

 

わたしが好きなのは、キリクがお山の賢者と対話するところです。

 

魔女と対決するのが怖いから、お守りをくれない?とお願いするキリクに賢者は答えます。

 

お守りは役に立たない。魔女は迷信から力を得ているのだから。でも、おまえの「なぜ?」と問い続けるような目覚めた知性こそが魔女を震え上がらせる力を持っているのだよと。

 

(うろ覚えなので大体の雰囲気とお考えください。)

 

大人にもこどもにもおすすめです。こんなに素晴らしいのにあまり知られてないことに驚きます。

 

音楽はユッスー・ンドゥールです。日本語版はジブリが作っているそうです。

 

他の作品も素晴らしいのでまた紹介したいです。でもネタバレしないで紹介できるのでしょうか???

ちょっとした体調不良はどこに相談したらいいのか

敏感さを持つせいなのか、違うのか、定かではないのですが、わたしはちょっとした体調不良が慢性的にあります。

 

低血圧のせいなのか? 冷えなのか? とかいろいろ考えるのですがどれも決定的ではなく。甲状腺異常を疑って血液検査しても異常はないし。健康診断や人間ドックでも異常なし。

 

ひどい時は漢方薬局に通っていたこともあり、それである程度急場はしのげるのですが、健康保険は適用外で半端じゃなくお金がかかるため本当に困った時だけという感じです。

 

漢方的な見立てによると、水分代謝がうまくいっていないとか血行が悪いとかいわれます。

 

とにかく春から夏、湿気が多くなってくると身体がきついです。急に暑くなった時など身体がついていけず、また冷房で頭痛がおきます。

 

また、低気圧が来ると胃腸の調子が悪くなったり、頭痛がしたり気持ち悪くなったりします。

 

また、原因不明の下痢を起こすこともあり、これはひどい腹痛を伴うことが多くかなりきついです。

 

こういう症状っていわゆる医者とか病院とかでは、「???」て感じみたいでどこに相談すればいいのやらです。

 

とりあえずここのところのハードスケジュールをなんとか乗りきったので少しのんびりする予定です。
 

 

「ペニーの日記 読んじゃだめ」

ペニーの日記 読んじゃだめ (チア・ブックス)

ペニーの日記 読んじゃだめ (チア・ブックス)

 

また素敵な本に出会いました。

 

わたしの親がうちの子のために童話館の配本サービスを頼んでくれていて、毎月本が届くのですが、最近来た本です。低学年〜中学年向けですね。

 

童話館の配本サービス、なかなかいいです。よくお医者さんなんかで童話館の絵本見ることあります。知る人ぞ知るって感じなのでしょうか。

 

配本コースのご案内 | こどもの本の童話館グループ

 

思いのこもった冊子が同封されていて、その考え方には同感できるところもあるし、わたしは違うなと思うところもあるのですが、とにかく志を持って運営されていることは伝わってきます。

 

絵本はなにしろ童話館の人が年齢に合わせて選んで送ってくるので、それがわたしやこどもにヒットする時もあればそうでない時もあるわけですが、かなりの確率で名作!と思う本が届くのはすごいことだなとおもっています。

 

また、本屋さんで並ぶのは新刊だったり、売れる本だったりしますし、図書館ではたくさんの本の中でどれがいいのか選ぶのが大変だったりする中、「え?こんな名作があったの?」という発見をプレゼントしてくれるのは嬉しいことです。

 

ひとつの本との出会い方としてすばらしいです。

 

個人の方が家を開放して「◯◯文庫」として個人図書館のような活動することがあるそうですが、その雰囲気に近いものがあるかなとおもいます。

 

顔の見える誰かが「これはいいよ!」とおすすめしてくれる、ということですね。

 

絶版になった名作を童話館から再販していることも多いのか、童話館出版の本もかなり含まれています。

 

月2冊配本がスタンダードのようなのですが(確かにその方がヒットの確率は上がるでしょうね)、わたしは自分で買ったり選んだりも好きなので月1冊コースにしています。

 

それで「ペニーの日記読んじゃだめ」ですが、小学生のペニーという女の子の日記という体裁でお話が進んでいきます。ペニーは言葉遣いは悪いし、女の子らしい行動も服も嫌いだし、大多数の大人から嫌われそうなこどもですが、ペニーの言い分を聞いていくと、彼女なりの言い分があるのもわかるし、ただ自分に正直なだけなんだな、ということがわかってきます。

 

とにかく「見せかけだけのいい子」とか、「こどもとはこういうもの」というステレオタイプな大人の見方に対して反発を感じていることもわかってきます。

 

学校のイベントで老人ホームを慰問して歌のプレゼントをすることになっていたけど、こっそり舞台から抜け出して庭に出た時そこにいた、1人のおばあさんと出会います。

 

老人なんて大っ嫌いとおもっていたペニーだけど、1人の人間として話をしていくうちに次第に心が触れ合っていき...思いがけない方に話が展開していきます。心が温まる結末なのもほっとします。

 

ちょっと悪い言葉遣いをしてみたくなったり、大人なんて...といいたくなる小学校3、4年生が読んだらはまりそうです。

「すごいぞ! やさいーズ」

 

 ここ1、2年食べ物の好き嫌いが多い下の子にいま読んでいる本です。

 

そもそも好き嫌いの原因がなにかよくわからないのですよね。なんでもおいしいといって食べていたのに急にあれはいやとかこれはいやだとかいいだして。

 

味覚の感覚はどちらかというと鋭い方ではないかとおもうのですが。薄味を好み、ヨーグルトやごはんなどなにもつけずにおいしいといって食べることもあります。

 

まあ原因はわからないけど、野菜と仲良くなってもらおうとこの本を一緒に読んでいます。かわいくキャラクター化された野菜たち。それぞれの栄養(パワー)がどんな風に身体を強くするのかが、戦隊もののヒーロー風に紹介されています。

 

いまのところ本自体はとても気に入っているようです。

いまどきの公園の風景

最近、思いがけず自分のこどもがスポーツをはじめ、週末公園でボール遊びをすることも多くなりました。

 

ボール遊びができる公園は限られているので、近場でこことここはできる、というところを探してあちこちいってみます。

 

サッカー遊び、野球遊びしている小学生がいると「いいね、いいね!」と思ってみてます。集団で走り回る子たちがいたら「もっとやれやれ!」と心の中で応援してます。

 

それにしても、公園が狭くて困るというほどボール遊びしてる子どもであふれていることはありません。

 

いや、いまくらいがちょうどいいので困らないんですけど。

 

でも、サッカー好きな子ってもっといるんじゃないの?野球好きな子ってもっといるんじゃないの?と思ったりもします。

 

それでよくよく考えてみると、知り合いのサッカーが好きな子、野球が好きな子は、学校などで行われるスポーツ少年団的なところで活動しているんですよね。

 

だから、公園にはあまりいないという。

 

そういえば、知り合いのスポーツ少年団の練習内容を聞いてびっくりしたのですが、「必ず土曜日は練習。日曜もかなりの確率で練習試合。高学年になるとそれにプラスして平日2〜3日放課後練習。」だそうです。

 

自由を愛する(先の予定がたてられないともいいますが)わが家ではありえない活動内容です。ふらっと思いついて家族でどこか行く、というのが好きなのですよね。

 

そういえばグラウンドの周りでランニングしてる子や試合してる子たちはたくさん見かけます。

 

でもそういう活動に勤しむ人たちもいつつ、大きくてボール遊びができる公園がたくさんあって、自由にサッカーや野球や他のいろいろなことをして遊ぶ大人やこどもがたくさんいる、というのが理想かなと思います。

 

日本人もそろそろ、部活漬けとか長時間労働一辺倒なライフスタイルは卒業して、それもありだけど、違うことするのもあり、という多様な時間の使い方、自由な暮らし方に切り替えていく潮時ではないかと思ったりします。

 

豊かな暮らし、豊かな人生とはどういうものか、それぞれがよく考えてみたら、きっとさまざまなおもしろい答えが出てくるのではないかと思います。

 

こちらの記事、面白かったです。糸井重里さんとリンダ・グラットンさんの対談です。

紹介されている本、読んでみようと思っています。

 

www.1101.com

 

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「はれときどきぶた」

低学年向けおすすめ本シリーズです。

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

はれときどきぶた (あたらしい創作童話 13)

 

 最近、上の子の反応するツボは「ユーモア」らしいと気づきました。笑点もお気に入りですしね。

 

それで、わたしが小さい頃読んだこの本を買ってきて渡してみました。結果大当たり!

喜んで読んでました。

 

主人公の男の子が日記を書いています。ところが、お母さんがこっそり読んでいることに気がつき「許せない!」と思ってお母さんをぎゃふんといわせるにはどうしたらいいかと考えます。そうだ、明日の日記を書いてやれ!とめちゃくちゃな明日日記を書き始めると、お母さんがびっくりするどころか、そのめちゃくちゃな明日日記が本当になっていきます。まさか「はれときどきぶた」という明日日記が本当になってしまうのか?!とハラハラする展開に。

 

次はどんな本をおすすめしようかな。

不快な悪口をいわれた時どうするか

上の子が、「学校でいやなことをいってくる子がいたらどうすればいい?」と相談してくるので、この本を参考にしながら、一緒に作戦を練っています。きょうはうまくいった?だめだった?じゃあ別の作戦で!などと毎日会議をしています。

 

いじめられっ子の流儀:知恵を使ったいじめっ子への対処法

いじめられっ子の流儀:知恵を使ったいじめっ子への対処法

  • 作者: ケイト・コーエン・ポージー,奥田健次,冬崎友理
  • 出版社/メーカー: 学苑社
  • 発売日: 2016/09/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 ささいな悪口くらいで試行錯誤しながら練習しておくことがいい気がします。「失敗しても仕方ない」と思える心の余裕につながるので。

 

「ばか、あほ」といわれたら。

▶︎ 知りたがりやになる作戦。質問してみる。

「え?どうしてばかだとおもうの?説明してくれない?全然わからない。なんでだろう?」

 

ささいなことでいちいち絡んでくる。

▶︎ 侮辱のことばをほめことばに変える作戦。

「なんかさ、1日に何度も話しかけてくるけど、もしかして◯◯のことが好きなの?だって嫌いなら話しかけないよね?人気者は辛いなあ。」

 

相手が音をあげて「おまえめんどくさいな」といわれたら

▶︎ 相手に賛成する

「そうなの、やっとわかってくれたんだ!めんどくさいでしょう。あまり近づかない方がいいかもね!」

 

具体的に言い返すことばを考えるのもいいけど、なにかいわれてあせったときに一呼吸おいて、「この子は相手を攻撃して自分が強いと感じたいだけなんだ。だからこの子のいってることは本当の事じゃない。気にすることはない。」と自分に言い聞かせて、相手をいじめっ子の皮をかぶってるおびえたこどもとしてイメージするだけでもよいかもしれませんね。そうイメージしながら黙って相手を見るとか。

 

攻撃的なことばに反応して怖がったり怒ったり、感情的になったり、という相手の予想する反応をとらず、落ち着いているだけでも、相手は「あれ?」と思ってどうしたらいいかわからなくなるかもしれません。

 

敏感タイプらしく、傷つきやすくはかなげな空気をまとっていたわが子が、最近めきめきと自信をつけてきて、スポーツ始めたりしてアクティブなイメージに転換してきたことに素直に感心していたのですが、それはそれで、そういうのが目障りだとおもう子たちになにかとひがまれたり文句をつけられたりしているようです。

 

年齢的にもそういう体験をたくさんして、お互いに学んでいく時期でしょうしね。

 

成長したらしたで新たな風景が広がり、新たな試練がやってくる。その都度その都度知恵を働かせて乗り切っていくお手伝いができればと思っています。