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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

四つ葉のクローバーと幸運の関係

下の子の天性の(?)生命力には感心するばかりですが、最近もこんなことをいっていました。

 

「◯◯はさ、四つ葉のクローバーがなくても、いいことばかりおきちゃうんだよ♡」

 

こんな風に思ってほわっとした空気を出せるというのは一種の才能かなとおもいます。ある意味究極の自己信頼、自己肯定といってもいいかもしれません。

 

自分の好きなことをやって、人に愛され、天も味方につけて大きなことをするような人は、こんな才能を持っているのかもしれません。

 

ちなみに上の子は、敏感タイプの王道というか、不安も強く、いろんなことに全身でぶつかっていって、悩み傷つきながらもその痛みを他人への優しさに昇華していくので、それはそれで尊く愛おしいなと思います。

 

自分の内面をおもうとそのどちらの面もありますね。

 

たぶんこどもたちも両面持っているのでしょうが、特徴として強く出る面があるということなんでしょうね。

 

すごく2人で合わせてバランスがとれているとおもいます。

 

2人合わせて「やさしく、強い」人に育ってくれればとおもいます。

「怒らないですむ子育て」

 

 

こんな本を図書館で借りてきてみました。

 

こどもたちに「ねえねえ、こんな本借りてきたんだけどね、怒らないですむ子育てだって、そういうのどう思う?」と聞くと「いいねえいいねえ」との答え。

 

「そうかー。ママもやってみようと思うんだけど、みんなが手伝ってくれないと難しいとおもうんだよねー。協力してくれる?」

 

「うーん。いいよー。」

 

だそうです。

 

こどもにその気になって... もらえたかな?

 

まあ100%怒るのをやめよう、というよりは、こどもたち主体で動いてもらうようにシフトできるといいな、とおもっています。

小学生の時間管理

いま小2の上の子に、自分で宿題の予定管理する練習をしてもらっています。

 

自分でやりたい、他人にあれこれ指図されたくない、という気持ちの芽生えがみられるので、せっかくだからチャレンジしてみたらいいかな、とおもってはじめました。

 

こちらの親野智可等さんの記事によると、ただ「何時にこれをするのよ」というより、時計の絵で何時と示す方が効果的だそうです。

 

toyokeizai.net

そこで今週から、予定表を書き込むフォーマットをつくってあげました。

 

◯◯の予定表 やる時間を書こう!

 

◯月◯日に出た宿題

 

1 (宿題の中身その1を書く) 

針のない時計の絵(始める時間にあわせて時計の針を書き込む)

 

これが2、3と続き、最後は明日の支度をする時間を書き込むようになっています。

 

空いたところには、好きにお絵描きする時もあるし、花丸書いて、といってきたら、できたところに花丸してあげます。

 

まだ始めたばかりですが、完璧にできないまでも、自分でやっているのだ、という意識にはなるらしく、この方法いいかも、と思っています。

 

こちらからも声かけは必要ですが「時計見てみた?」とか「◯時だけどだいじょうぶ?」とかマイルドな声かけで済むのでお互いに気が楽です。早めに終わったら、合間にテレビなど見て自分でうまくやりくりしているようです。

 

夜のお風呂とかはみがきの時によく時間がなくなって「ぎゃー」「ぶー」と修羅場になるので、そういう時にも使えるかな? でもお風呂の時計はデジタルなのですよね。

 

 

針のない時計の画像はこちらから使わせていただきました。

 

Leeのきょうざいかん 針のない時計の画像

 

 

 

子育てのビジョン

小学生の毎日に役立つTipsを求めていろいろ本を読み漁っている中で、親野智可等さんの本がおもしろくて役にたつなとおもい読んでます。

 

その中でひとつ、子育ての理想、理念をことばにしておくといい、というのがありました。

 

親野さんの文章では「めあてと約束の違い」というふうに書いてありましたが、学校の教師をしていた経験から、学校で遠足や見学に行く時、細かい約束をひとつひとつ守りなさい、と押し付けるよりも、これを目標にして出かけるんだよ、ということを伝える方がいい、そのビジョンを共有していれば、こどもは自然と約束も守れるものだ、子育てにおいてもビジョンをはっきりさせることが大切だというようなお話だったかとおもいます。

 

これは確かにいわれてみればそうですよね。子育てでどこを目指すのか、日頃から考えて意識しておく、という意味でもいいし、大事なところにフォーカスして、それができてればいいか、と考えれば細かいあれこれをガミガミいってこどもを嫌な気持ちにさせることも避けられます。

 

大きくなってきたらそれについてこどもと話し合ってその理念を共有することもできます。それについて話し合ったりするのもおもしろそうです。

 

これは別の本ですが平井信義さんの本に、子育てで「意欲」と「思いやり」の2つを大切にとありました。これは確かに大事なところをおさえているなとおもいます。

 

意欲を大事にするということは自発性を大事にして、待つ子育てをするということ。思いやりをこどもに持ってもらうには、まず親が子に思いやりを持って接する、こどもの人格を尊重して日々接するということ。

 

現代の子育てでうっかり抜け落ちがちな部分かもしれません。

 

わが家の場合は...。

 

どんな状況でもそこに根をはって花を咲かせられるようなたくましさを身につけてほしい、とか。内面の美しい人になってほしい、とか。

 

考えればいろいろありそうです。

これからじっくり考えてみたいとおもいます。

 

ただ、ひとつおもったのですが、2人のこどもにそれぞれ名前をつけた時、いろいろ候補や案がでたのですが、最終的に決定になったものは、歌の歌詞から由来するものです。

 

ある意味、こどもにのぞむことというのはこの歌の歌詞に尽きるといってもいいくらい素敵な歌詞です。

 

そして、わたしは夜こどもを寝かしつける時に絵本を読んで子守唄をうたってやるのが習慣なのですが、その時になんとなくその名前の由来の歌もそれぞれ歌うようにしています。

 

まあ、本人たちまだ意味はわかってないでしょうが(時々寝ちゃってるし)そうした「こんなふうに生きていってほしいなあ」というようなビジョンを歌で浸み込ませておく、というのもなかなかいいんじゃないか?とふと思いました。

 

名付けに込めた思いというものも、折に触れてお話したらいいですね。

 

 

「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること

「親力」で決まる ! 子供を伸ばすために親にできること

 

 

 

よい子・悪い子 子どもの見方と伸ばし方 (PHP文庫)

よい子・悪い子 子どもの見方と伸ばし方 (PHP文庫)

 

 

ある日の5歳

うちの下の子は、繊細さと大胆さを兼ね備えているタイプで、いろいろな場面で針がどちらに振れるかがまったく予測できません。

 

よく見ているつもりなのですが、「こうくるだろう」と思ってたかをくくっていると「やられたー」となるので気が抜けません。

 

先日はこんなことがありました。遊具で遊んでいて、わたしは離れたところから見ていました。すると他の子がきて「◯◯ちゃん、いま頭ぶつけたよ」と教えてくれたので、様子を見に行きました。後ろから見ていましたが、少し動きがゆっくりとしてがんばってるな、耐えてるな、という風でしたが、そのまま遊具で遊び続けていたので、「ほーこのくらいはだいじょうぶなのか!」と感心してそのまま声をかけずに戻りました。

 

その日の夜、本人が「きょうほんとはあたまがちょっといたいの」というので「そうだってね、聞いたよ。見に行ったけど、だいじょうぶそうだったから声かけなかったよ。強いね」と話しました。すると「うん、痛くて涙が出たけど、ごしごしってしてね、その後はもう泣かなかったよ。」とのことでした。

 

また別の日、歯医者に虫歯の治療に行きました。内心はらはらしながらも、ひとりで診察室に行かせ、待合室で待っていると...なんだか聞き覚えのある叫び声と泣き声が聞こえてきます。いつ呼ばれるかとひやひやしていると、ドアが開き、先生が「終わりましたよー」と教えてくれました。本人は怒ったような顔で出てきましたが、もう泣いてはいませんでした。

 

「えらかったね!がんばったね!抱っこする?」と声をかけましたが、ひとりでパズルをしていました。その後絵本を読んであげましたが、その場では抱きついたりして甘えることはありませんでした。

 

こどもがひとり、育つということは本当にその時その時がライブというか、かけがえのないエピソードが次から次へと起こって、その都度親はどう反応するか、試されているとおもいます。

 

なんだか、いまはそのひとつひとつに全力で向き合いたくて、その醍醐味がたまらなくてやめられません。

 

もう少ししたら、手も離れてくるだろうし、なにかやりたいことをいまから準備しておいたらいいだろうなと頭で考えるものの。

 

この調子だとある日友達の方が大事になって、親はぷいっとおいていかれるんだろうな、と思ったり、それもいいかと思ったり。

 

子育てっておもしろいですね。

 

必要なくなったらすっと引けるようにしておきつつも、もう少し大きくなるまではここぞという場面で全力でおつきあいできるようにしておきたい、いまはそれがわたしにとって喜びなんだなと感じています。

ペンケース作り

こどもたちが、ペンケースを取り合ってケンカしていたので、お裁縫が苦手で不器用なわたしなのですが、家にあったラミネート生地でそれぞれにつくってあげました。

 

ラミネート生地だと端の処理不要だから簡単にできそう、と思ってはじめたのですが、ファスナー付けをやったことがなかったので難しかったです。そんなわけでファスナー部分がうねって縫い目が曲がっていますが、まあ、こどものケンカは収まり、うっとりと気に入ってくれたので気にしないことにします。

 

 

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