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子どもが困った態度をとる時

先日たまたま朝小学校を通りかかったら、校庭でこどもが泣いていました。大人が数人周りにいて話しかけているようでした。校舎に入れなくて泣いている低学年の子のように見えました。

 

原因はいろいろでしょうが一度行けなくなると、どんどん行きづらくなって、抵抗が大きくなって、自分でもどうしたらいいかわからないのでしょうね。

 

親御さんも辛いだろうな、先生方も困っているのかなと思いながら、こういう時どうしたらいいのだろう、自分が親の立場だったらどうするだろうと考えていました。

 

そんな時この記事を読んで、内容が「なるほど」と深く心に響きました。

 

お父さんやお母さんに悪態をつきまくる子の心 6 - 虹色教室通信


「困った態度の裏には必ずよくなりたいという思いもある、そして見えにくいけど心の優しさや才能などのもともと持っている長所もかならずある」という気づきをまわりの人が持ち、その子のほんの小さな一歩でも前に向かって踏み出した時を見逃さずに認めてあげると、時間はかかっても、その子は伸びていけるのですね。(内容の一部を要約して引用しています。)


こどもが困った態度をとると、どうしてもそこだけに注意が集中して悲観的に、そして近視眼的になりがちです。そんな時にちょっと立ち止まって、思考や防衛反応をストップして、心の深い部分に降りて、こどものことをじっくりと見て一緒にいてあげられたらいいなとおもいます。

 

自分の焦りや恐怖を手放して、その子の存在の奥行きをよく見れば、表面のネガティブな反応の奥の、光っている部分が見えてくるだろうとおもうのです。

 

そうしたら自然と「困った態度に対して怒ったり非難したりする」という姿勢から、「少しでも前向きなことを考えたり行動したりしたら一緒に喜ぶ、ほめる、応援する」という姿勢に転換できそうです。

 

結局は本人が歩き出すしかない、と考えると周りにはどうしようもない面もあるけど、こどもを思い通りに動かそうとしてやたらと干渉したり、放っておくのではなく、ほんの少しの前進にも注目して応援してあげる、困っているこどもと同じ目線で一緒にいてあげるというのはすごくいいなとおもいました。

 

この記事も深くておもしろかったです。

 

今の時代は大人も子どもも生きるのが難しい? - 虹色教室通信