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読書をしながら、子育てしながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

硬直化してしまうこと

いまこどもとアニメの「アルプスの少女ハイジ」を見てます。

小さい頃見ていたのですが、細かいところは忘れてしまって、見るといろいろ発見がありますね。

 

始まりの場面。ハイジは両親をなくし、デーテおばさんに預けられているのですが、デーテは働きたいのに、ハイジのせいで思うように働けない。フランクフルトにいい仕事をみつけたのでなかば強引にハイジの祖父であるアルムおんじのところにハイジを置いていく、というのがハイジがアルプスの山で暮らし始めるきっかけです。

アルムおんじことハイジの祖父は、デーテの強引な態度に怒るし、村の人も気難しい老人に5歳の女の子を預けるなんてあんまりだ、とデーテを非難します。

デーテはみなに反対されて泣きながらも「わたしにはそうするしかないのよ」とあくまで意見を変えません。「わたしだってかわいそうよ」と。

まあ誰が悪いとかいえない場面です。日常よく見覚えのある感じです。

 

 

「こうせざるを得ない」

 

というのはわたしたちにも身に覚えのある論理ですが、そう思っている時、人は硬直化している、と思うのです。硬直するのも程度があります。どんな時自分が硬直してるか考えてみると例えば悲観論に傾く時って硬直してるかなと。

 

恐怖にかられている時、身体も固くなります。

 

後は、自分の頭で考えようとせずに安易に型にはまろうとする硬直もあります。

 

自分のやり方がかちっとできあがっちゃって他の意見がまったく耳に入らないのも硬直だし。

 

プライドや、世間体にとらわれて、変われないことも硬直。

 

被害者意識にとらわれてしまうこともあるでしょう。


なぜ硬直してしまうかというと、身を守るためにしてしまう防衛の反応なんだと思うのです。天敵に食べられそうになってアドレナリンが出ている、そういう時の動物の反応。


だけど、よくよく考えてみれば柔らかくいられる方が選択肢もたくさん持てるし、生き延びる確率は増える。硬直してしまうととれる道が少なくなり「そうせざるを得ない、選択の余地がない」という状況に陥りやすい。身近でよく見る「困った人たち」だって、よく観察すると驚くほど自分とよく似た普通の人で、ただ「そうせざるを得ない」と思ってそうしているだけ。

 

いじめですらそうですよね。

 

やらないとやられる、という動物的な脊髄反射で安易にいじめてしまう。また、自分も関わらないとやられるという発想でいじめる側にまわってしまう。もし、そこにいじめに加担せず自分も生き残る選択肢が浮かべば大多数の人はそっちの道を選べるはずだと思うのです。

 

そして、怖いのは自分だって、うっかり硬直した生き方をしていたら無自覚に他人を傷つけ、それに気付きもしていないかもしれないということ。

 

次の記事で、じゃあどうしたらいいかということについて考えてみます。(続く)