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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

最近読んだ本3冊

最近読んだ本3冊をさらっとご紹介です。

 

虹色教室の奈緒美さんに教えていただいて、上橋菜穂子さんのエッセイを読んでみました。

 

上橋菜穂子さんは「精霊の守り人」などの本格ファンタジー小説の書き手として有名ですが、文化人類学を研究されていたのだそうです。

 

 

物語ること、生きること (講談社文庫)

物語ること、生きること (講談社文庫)

 

 アボリジニの話題がとてもおもしろかったです。

 

昔からアボリジニとか、俗にインディアンと呼ばれているネイティブアメリカンとか、先住民の文化にひかれ、よく本を読んだりしています。

 

2008年にエミリー・ウングワレーという画家の展覧会を見に行って、とてもよかったのですが、彼女もアボリジニの人でした。

 

そのあと、上橋菜穂子さんが対談しているこちらの本を読みました。

 

命の意味 命のしるし (世の中への扉)

命の意味 命のしるし (世の中への扉)

 

 SWITCHインタビューのTV番組が基になっているみたいです。対談の相手は、齊藤慶輔さんといって北海道の野生動物保護センターで野生動物の治療をしている方です。特に怪我をした猛禽類を保護し、傷を治し、また野生に返すという難しいことをされているとのこと。上橋さんが「獣の奏者外伝」という小説を書いた時に、描写におかしなところがないかチェックしてもらったのが出会いだったそうです。

 

野生と人間界の境目で懸命にお仕事をされている齊藤さんのお話しはいろいろ深く考えさせられます。

 

また、上橋さんのエッセイにホビットがでてきたので、ああ!ホビット!と懐かしくなり、こちらを読みました。

ホビットの冒険 オリジナル版

ホビットの冒険 オリジナル版

 

 

指輪物語は大好きで何度も読んでいるのですが、なにしろ長いし読み応えがあるので、なかなか気軽に読めません。

 

ふと家にあったこちらのホビットの冒険を読んでみました。

 

以前読んだ時はあまりぴんとこなかったのですが、今回はとても楽しく読めました。指輪物語よりも読みやすいですし、口当たりもよい。でもトールキンのいいたいことのエッセンスはちゃんと詰まっています。

 

また指輪物語も読みたくなりました。秋の夜長にファンタジーにどっぷり浸かるのもいいですよね。

 

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット