わたしの中のお仕事人格
仕事をしていて、しみじみとわたしの中のお仕事人格について考えてみました。
わたしの中のお仕事人格は、頭の回転が早く、飲み込みがよく、力関係をよく見極めて適切な行動がとれるタイプです。
難しい状況、試される状況になると、アドレナリンが出て果敢に立ち向かう男前なところもあります。
その一方で論理的、合理的すぎて人間味に欠けたり、あまり他人のことを考えない、気配りの足りないところもあります。
仕事をする環境で役に立つように最適化された自分なのかもしれません。
その一方で、例えば子育ての時に役に立ったのは、もっとのんびりした方の自分です。
時間を忘れてぼーっと考え事をするのが好きだったり。こどものように笑ったりふざけたりおもしろがったり。
物事を損得で考えるのではなく、もっと大きく捉えようとします。目の前の結果(のように見えるもの)の先にあるものを見ようとします。
わからないことを恐れず、それを楽しもうとします。
役に立つということの浅さ、貧しさをよくわかっているというか、それで測れないものの豊かさを知っているというか。
久しぶりに仕事をしてみて、いまはどちらの自分も状況に応じて出しているなとおもいます。
異文化に溶け込んで架け橋となるというのは敏感さんの特技でもあるのかもしれません。
昔と違って、へんにプライドにこだわることもないし、時に柔軟に、時に無心に目の前の課題に向かっていけたらいいなとおもいます。
同時にちょっと思ったのは、やはり仕事で成果をあげながら子育てをすることの難しさです。こんなに正反対のことを求められて、両方を満たすようにするなんて至難の技だなと。
小さい子を保育園に預けながら正社員の仕事を続けているような人はそんな苦労をしているのかなと思いました。