苦の体験から豊かさを汲む
遊びのアトリエ の レオさんがインフルエンザにかかった体験をかいていらっしゃいました。
思わぬ時にやってくる病気、予定も狂うし、頭ではあれもやりたいこれもやりたいとおもっても体はついていかない。実際の身体のしんどさもインフルエンザではなかなかのものです。
普段元気な私にとって、病気になると予定が狂ったり
思い通りにいかなかったり、いろんな体の痛みを感じ
たり・・・もどかしい経験ばかりです。
昔の私ならば、インフルエンザを恨んでいたでしょうが
最近は、こういう経験も大切だなぁと思えるようになって
きました。「痛み」や「苦しみ」をきちんと受け止めている
人は人に対しての本当の優しさを持っています。
思い通りにならない経験は、大なり小なり人生のいたる
ところにあり、その経験をプラスにするのか?マイナス
にするのか?はその人次第です。
同じ苦しみでもプラスの苦しみにしていきたいと思って
ます。
「同じ苦しみでもプラスの苦しみにしたい」ということばに深く共感しました。
誰でも辛い思いはしたくないものです。でも、だからこそ思いがけず不快な体験、苦の体験はやってくるもの。
疎ましく思っても、いやだと拒否しても、来てしまったものは仕方ないですよね。
いままでさまざまな苦の体験を通して、もがき、あがいて試行錯誤した結果、こうした場合には逆に苦の本質にまっすぐ向かっていくことが、一番楽に乗り越えられると実感しています。
とはいっても苦の本質にまっすぐ向かっていくというのは、人の心理的になかなか抵抗があるものですが、向かい合えた時には清々しい気持ちになり、不安もなく、痛みはあるけれど自分の中から力があふれるような感覚を覚えます。
そんな風に生きていく自分が好きです。