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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

ボードゲームカフェ

用事のついでに、横浜で期間限定でやっている親子で遊べるボードゲームカフェに遊びに行きました。

 

たくさんのゲームがあり、店員さんがルールを説明してくれるので、気軽にいろいろなゲームを楽しむことができます。

 

気に入ったものがあれば購入もできるそうです。

 

こんなゲームをしました。

 

 

ねことねずみの大レース  /  Viva Topo !

ねことねずみの大レース / Viva Topo !

 

 

 

フッフ・フレンズ社ボードゲーム  やぎのベッポ (日本語説明書付き)

フッフ・フレンズ社ボードゲーム  やぎのベッポ (日本語説明書付き)

 

 

 

banesto.shop6.makeshop.jp

 

わたしは、シンプルだけど意外とスリリングな「ねことねずみの大レース」、試験管の中のボールをすばやくお手本通りに並べ替える「ドクターエウレカ」が楽しかったです。

 

ちょっとだけ、のつもりがやはり楽しくて「あれをやろう!」「これをしよう!」でなかなか帰れず。家の近所にあったらちょくちょく遊びに行けるのにな、とおもいました。

 

JellyJellyKids | 親子で楽しく遊べるボードゲームカフェ

最近読んだ本3冊

最近読んだ本3冊をさらっとご紹介です。

 

虹色教室の奈緒美さんに教えていただいて、上橋菜穂子さんのエッセイを読んでみました。

 

上橋菜穂子さんは「精霊の守り人」などの本格ファンタジー小説の書き手として有名ですが、文化人類学を研究されていたのだそうです。

 

 

物語ること、生きること (講談社文庫)

物語ること、生きること (講談社文庫)

 

 アボリジニの話題がとてもおもしろかったです。

 

昔からアボリジニとか、俗にインディアンと呼ばれているネイティブアメリカンとか、先住民の文化にひかれ、よく本を読んだりしています。

 

2008年にエミリー・ウングワレーという画家の展覧会を見に行って、とてもよかったのですが、彼女もアボリジニの人でした。

 

そのあと、上橋菜穂子さんが対談しているこちらの本を読みました。

 

命の意味 命のしるし (世の中への扉)

命の意味 命のしるし (世の中への扉)

 

 SWITCHインタビューのTV番組が基になっているみたいです。対談の相手は、齊藤慶輔さんといって北海道の野生動物保護センターで野生動物の治療をしている方です。特に怪我をした猛禽類を保護し、傷を治し、また野生に返すという難しいことをされているとのこと。上橋さんが「獣の奏者外伝」という小説を書いた時に、描写におかしなところがないかチェックしてもらったのが出会いだったそうです。

 

野生と人間界の境目で懸命にお仕事をされている齊藤さんのお話しはいろいろ深く考えさせられます。

 

また、上橋さんのエッセイにホビットがでてきたので、ああ!ホビット!と懐かしくなり、こちらを読みました。

ホビットの冒険 オリジナル版

ホビットの冒険 オリジナル版

 

 

指輪物語は大好きで何度も読んでいるのですが、なにしろ長いし読み応えがあるので、なかなか気軽に読めません。

 

ふと家にあったこちらのホビットの冒険を読んでみました。

 

以前読んだ時はあまりぴんとこなかったのですが、今回はとても楽しく読めました。指輪物語よりも読みやすいですし、口当たりもよい。でもトールキンのいいたいことのエッセンスはちゃんと詰まっています。

 

また指輪物語も読みたくなりました。秋の夜長にファンタジーにどっぷり浸かるのもいいですよね。

 

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット

文庫 新版 指輪物語 全9巻セット

 

 

わが家の新入り

下の子がきょう一緒に遊んでいたわんちゃんです。

 

この子は基本的に、おもちゃがなくてもなんでもお人形や動物に見立てて遊んでしまうタイプで、ごはんの時はスプーンとフォークでおひめさまとおうじさまごっことかしています。

 

きょうはこの紙ひもをわんちゃんにしてお散歩していたので、わんちゃんのお顔つける?と聞いて見ました。「うん!」との返事だったので、上の子が描いたお顔と耳をつけました。

 

わんちゃんはいつのまにか、ロフトからエレベーターのように降りてきたり、上がったりしていました。

 

ロフトから、下にいたわんちゃんを「とって!」というので、わたしがカウボーイ風に投げ上げるときゃっきゃと喜んでいました。

 

 

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まほうつかいのむすめ

 偶然医者の待合室で出会った絵本です。

 

まほうつかいのむすめ

まほうつかいのむすめ

 

 

熱でしんどそうな上の子にとりあえず読み聞かせていたのですが、大人がはっとさせられるような深い内容でした。

 

なんでも望みを叶えてくれるまほうつかいに、お姫様のように育てられている娘。最初はなんの疑問も持っていません。自分がただ「娘」とだけ呼ばれて名前がないことにすらなにも感じていないのです。

 

老化と死から逃れようと必死に魔法の本をよみふけり、娘の相手をしないまほうつかいに、むすめは、本が読みたいと頼みます。

 

まほうつかいはそれで邪魔をされないならとたくさんの本をだしてやります。本を読み、知識をつけた娘はさまざまな疑問を持つようになります。「わたしの名前はなんというの?」「わたしのお母さんはどこにいるの?」

 

まほうつかいに聞くと「おまえはバラだった、それを魔法で娘に変えたのだ」という。

 

娘は「それならわたしをバラにしてみてください。そうすればそれがほんとうかどうかわかります」という。

 

娘は1日だけバラとして生き、そうしながら心の奥底に問いかける。

 

本当にわたしはバラだったかしら?

 

すると「いいえ、違う」と感じる。

 

まほうつかいに「だましたのですね」というと、まほうつかいは「よくわかったな、実はおまえは魚だったのだ」という。次は魚になってみるむすめ。

 

次第にまほうつかいとむすめの知恵比べになってきて...。

 

さいごにむすめは自分にとっての真実を見つけ、そしていいます。


「どれほどの宝であろうと自由にかえられるものはなく、
愛よりつよい力はありません」

 

絵本で、こんなに力強くすばらしいことばに出会えるとは。

 

生きていく上でなくてはならないもの、それは自由、そして愛。わたしならそこに真実を付け加えるかも。

 

このお話しでも主人公は自分の本当の名前をみつけ、真実も見つけるので、せりふとして書かれていなくても真実の重要性は十分表現されています。

 

現代社会ではなかなか、自由や愛のかけがえのなさについて話す機会は少ないですが、絵本などを通じてこうしたことに触れるのはとても大切なことだと思います。

こどもにスケールの大きい質問をされた場合

この間下の子が、「数って終わりがないの?」と聞いてきたのでびっくりしました。上の子からはそういう質問されたことがなかったかも。「無限」とか「限りがない」とかについてひとしきり話したあと、「じゃあそれに1足したらどうなるの?」ともいっていました。

 

その次は「水ってなにでできてるの?」でした。

 

とりあえず親2人でそれぞれいろいろお話ししてみたものの、求められているのがどのへんのどんなところだったのか、まだよくわかりません。

 

どの部分を疑問に思ったのかな?

 

そういう科学の質問に答えるみたいな本はたくさんあるとは思いますが。

 

不思議だなあとおもってそこを一緒に不思議がってほしかった、というニュアンスでもなかったかなと。

 

そういう分野に興味があるタイプなのかな?

 

とにかくいままでにない新しいタイプの質問だったので、ちょっと衝撃でした。

 

とりあえず、「そんなことをふしぎに思うってすごいね!」と夫にたくさんほめられ、うれしそうにしていたとのことです。

キャンプその後のわが家

上の子が無事キャンプから帰ってきました。

 

余裕の表情で「楽しかったー」と第一声。解散式で、覚えた歌をきもちよさそうに歌っていました。

 

やっぱりね。

 

初めてのことは、事前にすごく不安になるけれど、始まってしまうと意外とだいじょうぶ、といういつものパターン。入学式の時も不安に押しつぶされそうになって、笑顔の写真が一枚も撮れず学校生活が心配されましたが、授業が始まると楽しんでいる姿がありました。

 

今回もそうだろうなと思ってはいたものの、やっぱり出発時の涙を見ちゃっているので笑顔で帰ってくるまでちょっとドキドキでした。

 

公園で昼ごろ解散だったので、なにか食べようと向かう途中でこどもたちは公園で遊びたくなったらしく、公園の中で食べ物を調達して、食べながらキャンプの話をたっぷり聴かせてもらいました。

 

機嫌よくいろいろ話してくれました。

 

行きのバスで歌やゲームをして盛り上がってすっかり楽しくなった模様。

 

8人のこどもプラスリーダーで構成される班で、班長に立候補し、やらせてもらった。班長会での話し合いがたくさんありいそがしかったけどがんばった。

 

歌をたくさん覚えた。いっぱいうたって声ががらがら。(歴代のリーダーが自作したうたをギターの伴奏でたくさん歌います。)

 

一番楽しかったのはテント張り。(一泊だけテント泊と飯盒炊爨を体験しました)ペグを打つのをやったらとってもきれいに張れたのがうれしかった。自分たちで作った夕食と朝食も大成功ですっごくおいしかった。

 

友達もたくさんできた。班の子たちもともだちだし、班長会で一緒になった子たちともみんな友達。

 

焚き火でパン作りにも挑戦した。一時間くらいかかったから手が痛くなった。

  

...と、キャンプも楽しめてめでたしめでたし、かと思いきや、帰って2日後に高熱を出したこども。医者にいったところ溶連菌に感染していました。

 

こどもがたくさんいるところにいってたのですから、こういうこともありますね。

 

普段丈夫で、熱を出したのも数年振り、熱が少しあっても元気、というこどもなので、熱と頭痛でしんどそうな様子をひさしぶりにみました。

 

薬を飲んだら本人は楽になったようですが、予定が大幅変更で、おでかけがキャンセルになったので下の子はぐずるし、おおさわぎです。

 

ちなみにキャンプに送り出した日はゲリラ豪雨にあい、家の前の道路が一瞬冠水、あわや家も浸水の危機であわてました。それも、幸いぎりぎりセーフだったのでよかったのですが。

 

 いつも危機一髪のところでなんとかなることをありがたいとおもいながら、やっぱり日常モードで考えると「あー次から次へと、もう疲れるな」と思ってしまう未熟者のわたしです。

 

ちょっと夏の疲れが出ているかな。少し休息入れないとですね。

 

あとは上の子の宿題の仕上げにつきあって、新学期の用品で足りないものを揃えれば、なんとかなりそう。

 

新学期に入ったらこどものいない時間にカフェでぼーっとしたいです。

初めてのキャンプ

小2の上の子が初めてのキャンプに出かけて行きました。

 

キャンプのパンフレットを見せて行ってみる?と聞いた時は「行く!」とやる気満々でしたが、出発する前は「キャンプで夜寝られるか心配」と泣いたりしていました。

 

小さい頃は、こうした時に泣いてぐずったり、絶対行かないといったりしていたものですが、「やっぱり行くのをやめる」とはいわないところが、さすが小2、成長したなという感じです。

 

出発の見送りに行くと、だれか知り合いがいるわけでもなく、知らないところにぽんと入るので不安だったのか、涙をこぼしていました。

 

集合場所がわかりにくく、着いた時には出発式が始まっていたので特に場に入れないと感じたとおもいます。

 

でも泣きじゃくったりはせず、静かにこっそり涙を拭い、親が手を振ると「泣いてないよ」といった体で、りりしく手を振っていました。

 

とてもいい顔でした。

 

これからも傷ついたり悲しい思いをすることはあるだろうけれど、それでもこの子は自分でしっかりとやっていくだろう、と思わせる顔でした。

 

小さい頃から、敏感さゆえの心配がたくさんあった子育てでしたが、ひとまずここまでの親子での奮闘は報われたな、と思える瞬間でした。

 

初めての体験にあたっては事前に不安が最高潮になるタイプで、始まってしまえば楽しめるというのがいままでのパターンなのできっと楽しかった!といって帰ってくると思います。

 

行く前にみんなでこの本を読みました。

 

この本はどちらかというと、5歳くらいの「わたしだってできるよ!」という子にぴったりの内容ですが、絵も文もとてもすばらしくてこどもたちもお気に入りです。

 

はじめてのキャンプ (福音館創作童話シリーズ)

はじめてのキャンプ (福音館創作童話シリーズ)