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読書をしながら、子育てしながら、お仕事しながら、人間の内面についていろいろ考えたりする毎日

まったり夏休み旅行

わが家はいつも栃木県那須にあるペンション(朝食付きのB&B)でまったりするのが夏休みの定番になっています。

 

こどもが小さい頃から毎年通ってもう何年めでしょう。

 

上げ膳据え膳の実家のような気持ちで遊びに行かせていただいています。

 

庭にはやぎさんがいます。朝食後に草をあげることができます。それだけでもこどもたちは喜びます。タイミングが合えば近所を一緒にお散歩に行かせてもらえることもあります。

 

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美味しい朝食はボリュームたっぷり。なんでも美味しいのですがオムレツや自家製パンが特におすすめです。お野菜も新鮮です。(盛り付けも素晴らしいのに写真を撮り忘れました)

 

朝食をとる食堂はリビングのように開放されていて、折り紙や工作道具、トランプ、パズルやボードゲームもおいてあるので、雨の日や疲れて屋内で過ごしたい時にもこどもが退屈しません。

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この日はじごくのそうべいすごろくにチャレンジしました。じごくといっても落語をベースとした絵本なのでユーモラスでおどろおどろしさが少なめです。

 

 こどもたちはパパに教えてもらったポーカーにはまっていました。

 

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食堂にセットしてあるちくちく縫い物コーナー。お客さんが小さい布で手仕事をして残していったものを後でつなげるのだそうです。

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子供と一緒にこんなのをしました。

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食堂のゲームや本

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はさみやのりや色鉛筆、折り紙のはいったひきだし

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建物のあちこちに本棚がたくさんあり、こども向けの絵本、児童文学、マンガ、大人向けの本がたくさんおいてあります。童話館の絵本もたくさんあるし、それ以外の本もなかなか選び抜かれたラインナップで毎日読み聞かせしてもまだまだ読みたい本がたくさんです。

 

那須は遊ぶところはたくさんありますが、標高が高く涼しい上に自然豊かな平成の森、川での水遊び、たくさんの牧場で動物と触れ合い体験、などなど。

 

食事するところもいろいろあり困らないし、お弁当やおにぎりを買ってきて食堂でいただくこともできます。

 

小さい子がいても滞在できるので、上の子3歳下の子は1歳とかそのくらいから毎年通っていて、宿を経営するご夫婦にもすっかりなついています。うちの子は敏感な子たちなので小さい頃は特にそういう旅行が適してましたし、いまも行くたびにいろいろオーナーさんたちにお話ししたり、「はやくやぎさんのお家に遊びにいこう!」と旅行を催促されることもあります。

 

あちこち観光するのではなく自然の中でのんびり過ごしたいという方や小さいお子さん連れの方にもおすすめです。

 

 

 

sara.ram.ne.jp

オーナーの人柄、あたたかさ、センスの感じられる飾り付けです。

 

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「魔女図鑑ー魔女になるための11のレッスン」

小学校中学年くらいの、ちょっと悪いことに興味がある子におすすめの本です。

 

先日遊びに行った那須のペンションで出会った本です。こどもや大人が楽しめる本やマンガがたくさんおいてあるんです。とてもすてきなところなのでその記事も書く予定ですが、きょうはとりいそぎこの本の紹介です。

 

魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン

魔女図鑑―魔女になるための11のレッスン

 

 

ユーモアたっぷりに、誰にも迷惑がかからない程度の魔女っぽいちょっと悪いことを実践するいろいろなアイディアがのってます。

 

例えば「みみずスープ」のレシピ。うへーってなりそうな名前ですが、みみずが手に入らない時は短く切ったスパゲッティで代用、とちゃんと書いてあります。

 

他にもちゃんと食べられる毒キノコパイとか毒入りクッキー(普通のクッキー生地だけどガイコツデザイン)とかの作り方もあります。

 

魔女ファッションのポイント、魔女の家はこうなっている!などなど。

 

上の子はくすくす笑いながら、「えーきもちわるーい!」と叫んでうれしそうに読んでいました。

 

 

 

 

サッカーの試合デビュー

上の子の初めてのサッカーの大会がありました。

 

蒸し暑く、溶けそうな気温の会場に着いた時は、不快さと緊張でぐずぐずいって半泣きでしたが、一旦試合が始まると本格的なコート、審判、という環境や、たくさんのギャラリーにやる気が刺激されたようで、ボールに食らいついてずっと全力で走っていました。

 

まあ、そんなのサッカーをやってれば当たり前といえば当たり前のことなのですが、数ヶ月前までスポーツ経験ゼロで、その気にならないと運動しないタイプのわが子が集中力をとぎらせずに全力でプレイしていたことに感動しました。

 

さすがに日頃それほど運動していないので最後の方はへばってました。

 

それでも、1試合ごとにめざましく進化し、どうやったら勝てるか頭もつかっていたので、たった1日でこれだけ上達するのか!とびっくりしました。

 

普段練習でやる試合では、どうもぴんときていない様子だったのですが、やはり練習と本番は全然違うものなのですね。

 

試合が終わった後はいい笑顔でした。

 

後で感想を聞いて見ると「本格的なコートでたくさんの人に見られてやる気でちゃった!」といっていました。まあ、たしかに人前で出る場面で力を発揮するタイプではあります。

 

本当に子育てって予想外のことばかり起きておもしろいです。まさかこの子がスポーツでこんなにがんばれるなんて。幼稚園の運動会のリレーでは、まだ競争心というものがわかなくて、応援の人たちに皇族の方のようなにこやかな笑顔で手を振ってゆったり走っていたことが懐かしく思い出されました。

東京都美術館でキッズデー

上野にある東京都美術館でキッズデーというイベントがあったので、おでかけしてきました。

 

キッズデー|東京都美術館

 

本来は休館日である月曜日に、特別にこどもと付き添いの保護者に美術館を開けてくれます。日本で美術館というと、こどもと気軽に話したり、メモとったり模写したりしづらい雰囲気があるので、こういう企画はいいなとおもい行ってきました。

 

いま見られるのはボストン美術館の名品が見られる企画展です。

 

展示の内容はエジプト美術、中国、日本美術に加えて、ミレー、ルノワールセザンヌ、サージェント、ゴッホ、モネなどの西洋美術、オキーフやホッパーなどのアメリカの作品などバランスよくいいとこ取りの内容。

 

英一蝶の大きな作品は迫力がありました。

 

また、砂鉄をつかったお絵かきボードを貸してくれるのでお絵描きできます。描いた絵をポストカードに印刷してくれるサービスもありました。

 

ただ、たくさんメモしたり模写したりしたい子はスケッチブックを持って行った方がいいですね。描いたものを持って帰れるし。今回持って行かなかったのは失敗でした。

 

お絵描きボードはとびらボードという名前ですが、台数に限りがあり、わたしたちは開館の9時半過ぎに入って借りられましたが、その後に入った人たちは足りなくて借りられなかったみたいでした。ただ、終わった人たちが返していくので逆に11時過ぎとか、タイミングを見計らえばまた借りられそうです。

 

ポストカードに印刷してくれるのはこどもたち喜んでました。色鉛筆で色塗りできるコーナーもありました。

 

アート・コミュニケーターという人たちがいて、こどもたちに気軽に話しかけたりしてくれました。ゴッホ風のひげをつけてくれている人もいました。

 

主な絵画作品をシールにしたものがプレゼントされ、自分で好きな作品を選んで貼って、マイ美術館を作れるキットもあったので、家に帰ってから「どの作品がよかった?」と振り返るにはよいかもしれません。

 

小2の子はけっこう楽しんでいたかなとおもいますが、5歳は途中でちょっと飽きちゃったかな。

 

あと、春とか秋とかもう少し過ごしやすい季節にやっていただけると移動など楽かな。

暑くてこどもが動かなくなっちゃって難儀しました。

 

上野は博物館などもあるし、また秋になって涼しくなったら遊びにきたいなとおもいました。

 

こどものスポーツ練習を見る

こどもがサッカーを始めて数ヶ月。

 

つまり、わたしがこどものサッカー練習を見るのを始めて数ヶ月たったのですね。わたしはチームスポーツと無縁の人生を送ってきたので、こうした体験もすごく新鮮です。

 

いろいろ感じたことを書いてみます。

 

まず、自分がやらないで見るだけっていうのはいろいろ不健康だなと。一番いいのは公園にボール持ってって一緒に遊ぶっていうのが一番いいんじゃないかとおもいます。そうしたら、ボールを足で蹴ってあれこれするっていうのがものすごい難しいってわかります。運動量もすごいです。明らかにわたしなんかよりこどもの方が上で、尊敬の念がわきます。そういう意識がないと、試合見てても、なんかこどもをリモコンで動かすみたいな感覚でもっと早く走れとかそのボールとれとか、いいたくなっちゃうかなとおもいます。

 

ただ、こどもは練習も見てもらいたいものらしく、見ててっていわれるのでがんばって練習見るんですが、見てるとやっぱりいろいろな子がいて、その中で自分の子がどうかなっていうのはやはり気になるものなんだなと。

 

勝ちたい気持ち、上達したい気持ちの強さ、足の速さ、戦術の理解、集団行動がとれるかどうか、などなど。

 

いままでこどもたちが遊ぶところを見ることはあったけど、練習の中で見るのはまた違います。そこには大きく「サッカーがうまくなる、試合で勝つ」という目的があって、それはうちのこどものいるような、ゆるーい、楽しくやるのがモットーのチームでもそこははっきりしています。

 

自分の子がゴール決めればうれしいし、ミスして失点したら残念と思う。活躍する他の子を見るとわが子と比べてみたりする。

 

自分のそういう気持ちに自覚的でいたいなとおもいます。

 

そうした自分の希望とこどもの気持ちをいっしょくたにするのではなく。

 

それぞれのこどもの特徴や長所を感じ、自分の子がチームに貢献できることがなにか知り、また、自分の子がいまどう感じてるか、サッカーのなにに喜びを感じてるか、アンテナをはっていたいです。

 

いまのところ、こどもがわたしに期待するのは、うまく行った時にこちらがちゃんと見てて「よかったね!」っていう視線を送ってほしいことらしいので、それは気をつけてます。

 

わたしが最低限望むことってなにかなと考えると、毎回練習に参加することで定期的に運動する、ということができてればよくて、サッカーを友達作りに生かしたり、サッカーを通じて戦術的なことを考えたり、チームの子たちとより深い人間関係を築くことができたらいい、というのが親としてのわたしの期待なので、サッカーの技術的なところの上達はおまけ、ということを時々自分にいいきかせようとおもいます。

 

なんだかんだいって、前よりよく走るようになって元気で活発な子になってきたし、ボディコントロールとかボールコントロールとかはよくできているし、暑い中練習も休まずいって、がんばってるとおもいます。ラダートレーニングもやっているけど、ああいうのは種目に関係なく役立ちそうなトレーニングだなと思って見ています。

 

あと、敏感な子の「慣れ」という意味で、社会での競争、勝ち負け、そういったことに慣れていくにはこうしたスポーツに親しんでゲーム中は全力で勝ちに行く、終わったら敵味方なくよいプレイを労う、みたいなことに馴染んでおくのはとてもいいんじゃないかなと思います。

かなづちトントン

雨でいろいろあった予定が全部なくなったある日。

 

みなで家でぼんやりしていたら、なぜだかこどもたちのスイッチが入ったようで。

 

ダンボールが連結されて、大きなトンネルのような秘密基地ができていました。

 

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そのあとわたしがカレンダーをかけるために壁に釘をうっていると、「やりたい!」「やりたい!」と声があがったので、いらない木材と釘やねじを持ってきて、じぶんたちでできるようにしてあげると...。

 

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こんなふしぎなものができあがりました。

 

 

夏の親子活動あれこれ

このところの暑さと、夏休み進行のためぎゅうぎゅうスケジュールでなかなか記事が更新できませんが、簡単に最近のこどもたちとの活動を紹介します。

 

●タイマーのお腹の中拝見

 

うっかりこどもが濡らして壊してしまったタイマー。開けてかわかしたら直るかも?とネジを開けて、中身はこんな風になってるんだねー。濡れるとこわれちゃうね、と眺めました。

 

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●梅シロップ作り

 

ひとつぶもらった青梅を、同量の砂糖に漬けて、シロップができるか実験。3、4日で結構シロップが出てくるのがわかります。梅の実はしわしわになってきました。

 

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ダンボール遊び

 

ロボットに変身ツール(パパ製作、絵はこども)

 

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携帯電話もあるよ!

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突然始まった小麦粉粘土あそび。かぼちゃの種を入れたのが楽しかったようです。

 

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2色のゼリーを作ってカフェ風のおもてなし。グリーンがポイントです(実は雑草)

 

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この他、写真がないのですが、実家で流しそうめんにチャレンジしたのも盛り上がりました。

 

きょうは、大きな鏡に水性ペンでお絵描きしていい?と聞かれたので、「いいんじゃない?後で雑巾で消しといてー」といったところ、描いた絵の上から水拭きし、その上にティッシュを押し当てるとすてきな作品ができた!とのことでした。

 

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そのあと、ロフトからひもと風呂敷で作ったエレベーターになにやら乗せて上げたり下げたりしています。

 

親としてはいろいろ忙しくなるので単純には喜べない夏休みですが、ふだんできないのんびり時間を楽しんだり、こうした親子の楽しい活動ができるチャンスでもあるので、ぼちぼち家事は手抜きしつつ、楽しんでいこうかなと思っています。