はみでる才能
上の子がサッカーをやりたいのだそうです。
うちのこどもたちはそんなに運動が不得意でもないと思うのですが、気が乗らないとしない感じで、特に上の子が小学校に上がってから、外での公園遊びをさっぱりしなくなってしまい、週末など公園で遊ぼうといってもいきたがらないことが多く、運動不足が心配でした。確かに小学校に慣れるのにエネルギー使って大変だったのかなともおもうのですが。
夏のプールの様子
秋の走る練習の様子
宿題に苦しむ様子
下の子はなんだかんだいっておままごと遊びがお気に入りですが、最近体を動かすのも好きな様子が感じられます。岩登り、木登り、走る、縄跳びなどやりたがる様子が見られます。
先日はサッカークラブの無料体験のチラシを見て、2人ともいってみたいというのでいってみました。
家の近くの練習場では平日練習しているのでそちらで体験してみては?といわれたのですが、時間的にお迎えや下校時間との兼ね合いで難しそうでした。なので、一回限りかもしれないけどいい運動になるからと休日に家から遠い会場で無料体験に参加しました。
いってみると、ラッキーなことに女性のコーチがいて、うちの子プラス1人と少人数で教えてもらうことができました。コーチはもちろんサッカーはうまいし、ほめるのが上手でうちのこどもたちは楽しくサッカー遊びを堪能して帰って来ました。幼児むけの基礎の動きの遊びで、上の子も上手にできていました。2人とも女性のコーチに教えてもらうのはうれしかったようです。
その日1日だけ、のつもりだったのですが、2人にとってとても楽しかったようで、特に下の子はサッカー行きたい行きたいといっていました。仕方ないので、家の近くの練習を体験させてもらうことにして、行ってきました。上の子はそれほど乗り気じゃありませんでしたが(どんな雰囲気かわからず不安だったのだとおもいます)、まあせっかくだからいってみようよ、嫌なら入らなくていいし、と連れて行きました。
家のそばの練習場で教えてくれるのは男性コーチでした。まず下の子。きょうのコーチもとても褒め上手です。幼稚園児のクラスは、初心者でも基本的な動きのひとつひとつを遊びながら覚えていく内容なので楽しんでできます。下の子は得意そうにやってみせていましたが、ある意味前回と同じだったのでここまでは予想どおりです。
次は上の子の番です。小学生クラスは人数もたくさんいるし、もちろん大半が男の子です。幼稚園クラスほど手取り足取りは教えていません。こちらは見ていてはらはらします。同じ学校の女の子が数人いたのが救いです。
しかし、そこには最近ひさびさに見る目の輝きで必死にみんなについていくわが子の姿が。男子からボールを奪って得意げにする場面も。この子がこんなに楽しそうにスポーツするの見るのは生まれて初めてかも、というくらい。
サッカー楽しいやりたいやりたい!と叫ぶ上の子に嬉しい驚きを感じました。
後で本人にきいてみると、このくらい複雑な方がやる気がでる、だそうです。へえええええ。確かに難しい方が燃えるとか、日頃よくいっているけど...そういうことなの?
これは家族会議をしてやらせてあげる方向で検討しなければ。しばらく様子を見ないと単なる気まぐれかどうか判断できないとしても、運動不足対策にはなるでしょう。
こどもって親の予想を超えてきますね。
たぶん、偶然ですが、一度簡単すぎる幼稚園クラスを体験したのも、よかったんだとおもいます。導入として。
今思うと、楽しさ重視の雰囲気がよかったのかもしれないですね。あとは男子集団の中の少数女子としてサッカーをする自由さみたいなものに反応したのかなと思ったりします。そういうところに鼻がきくところがあるんですよね。
ちなみに下の子は小学生クラスの間待たされていたのが退屈したそうで、もうあそこはいかない!と怒っていました。それも「えー!」ですが(笑)。なので、そのうちやりたいといってくるような気もしましたけど、そのことばは飲み込んで「わかったよ」といっておきました。
追記:後日、下の子も上の子がサッカーに行く日になったら「やっぱり行く!」といってきました。いま2人で通ってます。