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子どもの非認知能力を育てるには「ていねいな関わり」が大切

enfant.living.jp

時々ご紹介している増田修治さんの新しい記事を発見しました。増田修治さんは小学校教師を28年した後いまは大学で教えてらっしゃるそうですが、こどもにどう寄り添うか、実践の経験を踏まえてよくわかっている方だと思います。

 

今回の記事も、わたしがとても大事だとおもっていることを書いてらっしゃいます。

 

 「認知能力」とは皆さんがよく知っているように、IQや学業達成など、学力テスト等で測定可能な能力のことを言います。それに対して、「非認知能力」とは、自制心、勤勉性、外交性、協調性などその他の要素のことを言います。例えば、「興味あることを納得するまで調べてみる」とか「自分からさまざまなことにチャレンジしてみる」などといった能力です。今、海外研究を中心に、多くの研究によって「非認知能力」の重要性が指摘されるようになり、「非認知能力」が、「人間の一生を決める!」とさえ言われるようになっています。

 

なんとわかりやすい説明でしょう。それにしても、測定可能な能力以外の要素とは幅広いですね。

 

貧困の状態にあっても、学力の高い子どもたちは具体的にどのような面が違っているのでしょうか。学力の高い子どもは、まず「生活習慣や学習習慣が確立している」ということです。起床の習慣、朝御飯をきちんと食べること、自分から宿題をきちんとやることや分からないことを自分から調べるなどのことができているのです。次に、学力の高い子は「思いを伝える力」が高いのです。

こうした力は、子どもとていねいに関わり、子どもの意見を聞きながら、自分の意志で生活や学習の習慣を家庭で決めていくことで育っていきます。ここで強調したいのは、「生活習慣」や「学習習慣」が大切だからといって、親が一方的に決めてしまわないことです。私が何度も言っているように、子どもの意志や考えを尊重しながら、守れることを子どもと一緒に決めていくことが大切なのです。

 

そうなんですよね。親が一方的に決めてしまうのが一番楽なのですが、そうではなく、子どもの意志や考えを尊重しながら守れることを子どもと一緒に決めていくことが大切、わたしもそう思います。

 

ただ、それって忍耐力もいるし、時間も手間もかかることなので、あまりこういうことをいっても、「そうそう、そうだよね」なんて反応は返ってきにくいですが。

 

でも大切なことだとおもいます。

 

増田さんの記事を紹介するといつも「その通り!」というコメントしか出てきません。ぜひ紹介した記事を読んでみてください。